効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2022-01-01から1年間の記事一覧

■2022年が今日で終わる

玄関の扉の上の壁に今日注連飾りを取り付けたが、令和4年も終わるのだなと感じる作業だった。昨日書いたように、門灯の蛍光灯がきちんと点灯してくれるのは、何か救われたような感じがする。 今日のニュースで見ると、ロシアのウクライナ侵攻は、来年もいつ…

■門灯が点いた

12月10日に自宅の門灯が点灯しなくなって、いろいろチェックしたが点灯できなかったことを書いた。それがようやく昨日再点灯できたのだが、それまでの顛末を説明しよう。 結果から見ると、新しい蛍光管(10W)とグローランプを入れ替えた時の確認が足らなか…

■画像認識

画像認識技術の進歩が著しい。それにAIを組み合わせるといろいろなことが可能になる。ニュースにあったのは、顔認識で鉄道に使うカードも使わずに改札を通れるようになったということ。多分マスクをしていても判別が出来るのだろう。 同じような技術に入るの…

■電力の需給調整

電力需要の変化を1日で見ると、夜中と昼では大きく差が出てくる。それを調整する基本は発電所の稼働数や稼働率を調整する方式だが、それでは調整しきれない比較的小さな需要変動も多い。その小さな需要変動に対応する方式の一つが需要先に信号を送って、電力…

■バイオマス発電燃料

バイオマスの主たる物は木材だろう。木質燃料を利用して発電をすると、これは再生可能エネルギーからの電力となる。電力小売り大手のイーレックスはバイオマス発電用燃料をベトナムで量産すると報じられている。国内の木材では発電燃料に使えるほどの量と安…

■奈良県総合医療センター

今日は、毎月の定期検診で奈良県総合医療センターへ連れ合いの付き添いで出かけた。車を使うのを止めたので、結局はタクシーで行くしかない。バスはあるが不便だし、足の悪い連れ合いには気の毒だからだ。この病院は2017年に竣工した新しいものだが、11年前…

■気候変動

地球温暖化と表現すると、地球全体が暖かく、あるいは、暑くなるという感じがするが、本来的には地球の気候変動という方が正しいのだろう。極端な気候の変化が最近世界で頻発している。それを全部まとめて平均すると、地球の平均気温が少しずつ上がっていく…

■「洋上浮体式」で行う太陽光発電

近くの池に、ソーラーパネルが浮かんでいて、静かに発電している。周りが丘と住宅地に囲まれているので、大きな波が立つことはなく、周囲の人達の合意さえ得られれば、普及するだろうと思っていた。ただ、その池に住む生物への影響は考慮しなくてはならない…

■「洋上浮体式」で行う太陽光発電

近くの池に、ソーラーパネルが浮かんでいて、静かに発電している。周りが丘と住宅地に囲まれているので、大きな波が立つことはなく、周囲の人達の合意さえ得られれば、普及するだろうと思っていた。ただ、その池に住む生物への影響は考慮しなくてはならない…

■秋田沖にウインドファーム稼働開始

日本の風力発電、特に洋上風力発電の設置は遅々として進まない。1~2本の風車を洋上に立てたものは、少ないながら各地にあるが、10基を超えるような、いわゆるウインドファームは殆どない。 この程、秋田県の能代港(能代市)で大規模な洋上風力発電所が稼…

■水素とアンモニア

次世代燃料として期待される水素やアンモニアの利用拡大に向け、政府は関連産業を支援する新法を制定する方針を固めたようだ。水素とアンモニアを燃焼させても、地球温暖化ガスである炭酸ガスを出さないからだが、現時点では水素とアンモニアの大量生産には…

■オーストラリアに洋上風力発電

オーストラリアは豊富な石炭と天然ガス資源を持ち、日本も大量に輸入している。だが、この国は、2032年には電力を全て再エネからにするという目標を立てている。ひとえに地球温暖化防止を徹底するためのようだ。 この国の国土は広く、人口は少ないから、風力…

■世界で進む高圧直流(HVDC)送電

従来,日本国内では交流を用いた系統連系が主流であった。しかし現在では,世界中で急速にHVDCの導入が進みつつある。この背景には,再生可能エネルギーの導入や広域電力取引の拡大,電力供給信頼性の向上ニーズの増加に加え,HVDCによる連系強化の経済合理…

■全国的な系統容量の増加計画

日本の電力周波数が、東西で異なっていることは常識のようなものだが、世界でも一国内で周波数が異なるのは日本だけだろう。そのため電力の東西融通量を増やすには、交流ー直流-交流の変換装置を増強しなくてはならず、その投資額も大きくなるために、少しず…

■カリフォルニア州が太陽光発電に弱気

カリフォルニア州で、これまで全米でもトップに位置づけられていた屋根取り付け太陽光発電の促進策を取りやめる方向に進んでいるらしい。これまで優遇されていたユーザーやパネルメーカーの足を強く引っ張り、普及を阻む方向になる。PVが発電した電力は、買…

■核融合

核融合は太陽がエネルギーを生み出している原理で、米エネルギー省が13日に次世代のエネルギー技術となる核融合の研究で大きな進展があったと発表している。投入した分を上回るエネルギーを実験で取り出したとする成果は「核融合による電力供給に近付く一歩…

■航空機機用バイオ燃料

重量の大きな機体を浮き上がらせて航空を飛ぶ飛行機、特にジェットエンジンで飛ぶ航空機は、当然のことだが大量の燃料を消費する。それに伴って排出される地球温暖化ガスである炭酸ガスの量も膨大となり、これを規制しようとする動きが欧州を中心に具体化し…

■火力発電所で炭酸ガス回収実用化か?

米国のメリーランド州に本拠を置くベンチャーが、ガス火力発電所が排出する炭酸ガスを回収する実プラントをウエスト・バージニア州の設置したようだ。その発電所は180万キロワットの出力を持つコンバインドサイクル・プラントで、タービンで発電した後排出さ…

■EUの炭素課徴金制度導入

EUが非EU諸国から輸入するものに炭素課徴金を課す方向に向かっているらしい。これは、EU諸国の環境対応であると同時に、他の国にも地球温暖化対応を具体化させようとする施策の一環としているようだ。輸入される物の中でも、炭素排出量が多いとされるセメン…

■東芝の地熱発電

日経ビジネスが、東芝が10年をかけて開発した地熱発電を何とか運用できるようになった経過を紹介している。日本は米国、インドネシアに次いで地熱容量の大きい国で、2,347万キロワット(kW)相当の大きさの潜在量があるとされるが、前にも書いたことがあるよ…

■英国で新しい炭坑の開発

英国が、ここ数十年の間なかった新規の炭坑開発を許可したようだ。この石炭は製鉄用の原料として使われる。この決定には、環境団体などから厳しい批判が巻き起こっているのは当然のことかもしれない。イングランド北西部の西カンブリア鉱脈で掘削に取りかか…

■欧州に海底水素パイプライン

フランスのマクロン大統領は9日、スペイン南東部アリカンテで同国のサンチェス首相とポルトガルのコスタ首相と会談し、スペイン北東部バルセロナと仏南部マルセイユを結ぶ海底パイプラインを2030年までに完成させる方針で3国が合意したと発表したと報…

■門灯が点かなくなったのを修理できない

ずっと前に、自宅の門灯(蛍光灯)を、暗くなると自動的に点灯し、朝になると消灯するように自分で配線替えをしていた。それが明るくなっても点灯しなくなったので、その制御装置が壊れたのだと思い、同じものを取り寄せて付け替えた。だが、予想に反して点…

■米国が浮体式洋上風力を導入

米バイデン政権は浮体式の洋上風力発電を国内、大西洋岸に導入すると報じられた。2035年までに原子力発電所15基分に相当する1500万キロワットの浮体式の洋上風力の建設を目指すとのことだ。日本でも浮体式の実証が始まっているところで、世界で浮体式の設備…

■室蘭ガスなど、水素の運搬実証

水素の利用拡大には遠隔地への供給をどのようにして行うかが課題となる。その方策としてLPガスの輸送網を利用して、水素吸蔵合金が充填されたボンベに水素を吸収させ、比較的低圧の水素を配送する方式の実証試験を、室蘭市や大成建設など7つの事業所・研究機…

■再エネ比率の拡大

国際エネルギー機関(IEA)は6日公表した報告書で、太陽光や風力など再生可能エネルギーが2025年に石炭を抜いて最大の電源になるとの見通しを示した。ロシアによるウクライナ侵攻でエネルギー安全保障への危機感が強まり、各国は「国産エネルギー」の再生エ…

■アンモニアを火力発電燃料に、は有効か

最近よく報じられるようになったのが、アンモニアを火力発電燃料に混入させれば、化石燃料を使う発電が排出する地球温暖化ガスである炭酸ガスを大きく減らすことができるから、これからアンモニアの消費を増やすべきだということだ。だが、アンモニアは自然…

■テスラの電動トラック

電気自動車のTeslaを開発販売しているElon Muskが、Semi Track(電動牽引トラック)をPepsiCoに納入すると発表している。この車輪の付いた貨物車を牽引する車を電動化するという構想は、2017年に示されていたのだが、5年をかけて商品化できたことになる。し…

■タイヤ・メーカーの環境対応

タイヤの主たる素材は植物由来であるゴムなのだが、それをタイヤに仕上げるのにいろいろな化石燃料由来のものが使われている。いまタイヤ・メーカーは、できるだけそれをバイオマス由来のものに置き換えようとしているという記事があった。これまでは、出来…

■軽電気自動車

軽自動車は日本独自の規格になっているために、海外の自動車安全規格に適合せず、公道を走れないことが多いらしい。逆に海外には軽自動車規格はないのだから、海外の規格に適合した軽自動車を作れば良いと思ったが、それをすると重量が増えて、軽の走りが悪…