効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

■村田製作所が駐車場に太陽光発電

村田製作所は3月27日、1,200台分の駐車場を活用したシステム容量約2.4MWのメガソーラーシステムの稼働を発表した。発電所は、同社生産子会社の岡山村田製作所(岡山県瀬戸内市)の社有駐車場地内に設置されている。今後岡山村田製作所ではさらに500台分の駐…

■自律型移動ロボット向けインターフェース

NEDOからの情報に拠れば、「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」を実施しており、NEDOと東芝は自律型移動ロボットと運行管理システムを接続するためのインターフェースAMR-IF(Autonomous Mobile Robot Interface)の仕様を策定したと報じている…

■三菱ふそう、20年代後半までに燃料電池車を量産

三菱ふそうトラック・バスは26日、水素を燃料とする燃料電池(FC)トラックを2020年代後半までに量産すると発表している。環境対応車として電気自動車(EV)とともに将来的には二本柱とする方針で、実用化に向け研究開発を加速する。航続距離は300キロメート…

■新型コロナとスマートメーター

新型コロナウイルス感染の拡大が、世界の政治経済に大きな負の影響を与えている。観光業、展示場、飲食店などは人が訪れて初めて成り立つ事業だから影響度の大きさは理解できるが、それとは無縁に見えるものにも波及しているようだ。数日前の電気新聞が報じ…

■コロナウイルスと米国の原発

米国の原子力産業がトランプ政権に対して、核燃料取り替え作業をする作業員への新コロナウイルス対応として特別な配慮を望むとする要望書を出したようだ。原発の核燃料は18~24ヶ月毎に入れ替えなければならないが、この作業は春と秋に行われることが多い。…

■地球規模のメタン排出

米国のNASAが、宇宙船から地球上のメタン排出量を、時間の経過による変化も含めて測定しているようだ。メタンは沼地などから排出されるものが一般だが、東アジア地域では工場設備などから排出される量が非常に大きいということが分かったそうだ。地球温暖化…

■リサイクル素材の利用が中核事業に

米ナイキがほぼすべての材料を廃棄物、つまり「ゴミ」から再生した原料で作ったシューズを2020年2月に発表したと報じられている。気候変動がスポーツイベントや選手に与える影響に対処する姿勢を明確にしたものだということだが、このような環境対応事業が次…

■トヨタとNTTが資本提携

トヨタ自動車とNTTが資本・業務提携する方針を固めたと報じられている。通信を活用した自動運転技術などの技術を共同で開発するのが目的で、出資額は相互に2千億円規模となる。陸上での移動手段で圧倒的力を持つトヨタと、世界的に見てデータ通信事業で抜き…

■身近になったテレワーク

依然として終息の気配がない新コロナウイルスによる肺炎の拡大の中で、人同士の接触を避けながら仕事をできるようにと、インターネットを介した画像に写し出される人、あるいは資料、物などを見ておこなうワークスタイルが急速に普及している。自分もこれま…

■新型コロナウイルスと地球

新型コロナウイルスの感染拡大が収まりそうにない。全ての大陸にある大都市が全て大量の罹患者を抱えて、医療体制は崩壊しつつある。一見日本は、患者数も少なく抑制に成功しているように見えるが、検査数を増やさないシステムが機能しているからそのように…

■三菱航空機の最新試験機が初飛行

三菱航空機が開発中の国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の最新試験機が愛知県営名古屋空港で初飛行したと報じられている。これから、運航に必要な国の認証取得に向け、国土交通省のパイロットによる米国での飛行試験へ早期投入し、終盤に入っ…

■MHヴェスタス、国内洋上風力設備初受注

三菱重工業とヴェスタス(デンマーク)が折半出資する洋上風力発電設備会社、MHIヴェスタスは19日、洋上風力発電向けの風車を受注したと発表している。これまでヴェスタスの風力設備は導入されていたが、保守点検などが順調にいかず、部品も輸入になるために…

■隣接府県での往来

大阪府知事が、隣接する兵庫県との間で、不要不急の行き来を控えるようにとの指示を出したということだ。これがなぜ兵庫県なのか。なぜ京都や奈良でなかったのかが分からない。大阪と神戸の間には鉄道路線も高速道路も、全て複数以上の数が走っている。大阪…

■ビーチの消失

オーストラリアや米国カリフォルニア州での山火事が頻発しているのは地球温暖化に原因があるということは、人類に対する警告と見なされている。だが、AFPが報じたNatural Climate Changeのレポートは、世界のビーチ(砂浜)の消失について警鐘をならしている…

■テレビ会議

これまで、Skypeを使ってオーストラリアにいる長男家族とお互いに映像を見ながら話をしたことはあったが、仕事で相手の顔を見ながら話をする機会はなかった。たまたまあるエネルギー関係の仕事に加わることになって、送られてきた資料についてこちらの感想を…

■全固体樹脂Liイオン電池

低コスト、燃えない、設計の自由度が高いーー。そんな三拍子が揃った夢のLi(リチウム)イオン2次電池の量産が始まると、4日に報じられた。それによると、三洋化成工業とベンチャー企業のAPBは2020年3月2日、ほぼ全てを樹脂で構成する新型リチウムイオン2次…

■今日はテニスクラブの総会だった

自分も含めた地域の同好者で作り上げた硬式テニスクラブ。40年を越える歩みをしてきた。毎年今頃総会があるのだが、今年は今日。コロナウイルス感染との関係もあって中止するかと思っていたが、いつも同時開催の懇親会は開かずに総会だけになった。自分は仕…

■原発事故後9年

JR常磐線が14日、全線で運転を再開した。2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県の富岡―浪江間(20・8キロ)で不通となっていたが、9年ぶりに全線がつながったと報じられている。原発事故の後、この地域は放射線量が下がらず帰還困…

■電力供給方式の変化

電気は大きな規模の発電所で発電されて高圧化され、遠方まで送られた後に変電所で低圧化され、需要先まで届けられるという形が伝統的な方式だった。この場合、基本的に電気は発電所側から需要先まで一方向で流れるのが通常だった。だから、送配電の管理にも…

■大相撲春場所とエネルギー

新型コロナウイルスの蔓延を防止するために、多くの集会、興業が中止になる中、大相撲春場所は観客なしで行われている。観客の声援がない中で取り組んでいる力士にとっては、相撲に力が入りにくいのではないかと思える。テレビ番組で勝負を見ていると、頭が…

■スマートエネルギーWeek2020

東京ビッグサイトで2月26日から28日まで東京ビッグサイトで開催された。これが始まったのは随分前のことで、中心は燃料電池Expoだった。第一回から今年まで毎年訪れ、いろいろな新製品やシステムの登場を楽しみ、学んできたのだが、今年はコロナウイルスの蔓…

■インドの潮汐発電の動向

インドがこれまで着工を検討していた潮汐発電をコスト高と言うことで諦めるに至ったようだ。インドは75,000kmほどの長い沿岸距離があり、干満を利用した発電の適地は多いと考えられていた。そこで2011年に5万キロワット規模の潮汐発電を設置する方向で検討を…

■送電作業員の減少基調続く

今日電気新聞から来たメールサマリーで知ったことだが、送電線建設技術研究会(理事長=松山彰・シーテック社長)がまとめた調査報告書によると、鉄塔組み立て・架線工事に従事する高所作業員数は2019年9月1日時点で前年比4%減の5758人となった…

■浪江町の大規模水素生産が始まった

昨年の3月24日に紹介した、大規模太陽光発電からの電力を使って水を電気分解させて水素を大量に製造する設備が、昨日3月7日に福島県浪江町で運用を開始したと報じられた。安倍首相もその開所式に参列したということだが、東日本大震災を回顧する式典に参加す…

■電気自動車の進化

電気自動車(HV)は蓄電池で電気モーターを回して車輪を回転させて走るのだが、蓄電池の性能が十分ではないために、エンジンでの走行と蓄電池による走行を組み合わせたのがハイブリッド電気自動車。だがエンジンを駆動する燃料が石油系であるために、炭酸ガ…

■YANMAR ENERGY FARM

ヤンマーのグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社は、発電事業者としてバイオガスを活用したFIT発電事業を本格的に開始する。そしてこの事業に利用する発電システムを「YANMAR ENERGY FARM(ヤンマーエナジーファーム)」とし、栃木県の思川…

■シェルが洋上風力を利用して水素製造

シェル石油が、オランダ沖合の北海に建設中のギガワットクラスの洋上風力発電からの電力を使って水素を製造する工場を建設している。これは実証プロジェクトになるが、3~4GWの洋上風力発電のみを使った、いわゆるグリーン水素を製造しようとするもの。この…

■消毒

今日は連れ合いを病院へ車で連れて行った。一応マスクは用意したのだが、これは既に一度使ったもの。新しいものもあるのだが、毎回新品にする必要はないだろうと思ったからだ。しかし、病院に着いてから、今は病院に入ること自体にリスクがあると考え、診察…

■LNG長期契約が重荷に

新型コロナウイルスが世界の経済を停滞どころか低下の方向に向かっている。経済の調子は必ずエネルギー需要に出てくるが、まず患者の発生源となった中国のエネルギー輸入量が激減し、LNGの輸入はなくなるようだ。原油の市場は大きく、また、原油市場で自由に…

■ビール工場から出る炭酸ガスの利用

実際に見たことはないが、市街地に野菜などを栽培する植物工場が多く稼働するようになっているようだ。これには、栽培する植物の生育に最適の光を造れ、しかも消費電力が少ないLEDが大きく貢献しているはずだ。さらに、市街地だから大気の汚染度も高いから、…