効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

突然の豪雨、英国の太陽光

今日午後から久しぶりに散髪屋さんへでかけた。暑さを避けるために4時頃から散歩がてら15分ほど歩いて行ったが、途中で風が強くなってきた。手早い散髪が済んでから、近くに少し気になる天ぷら屋さんがあるので、どのようなお店か見に行った。残念ながら5時…

スマートガスメーター

電気のメーターのスマート化はかなり進展してきたようだが、都市ガスのメーターについても、全国の都市ガスでスマート化が開始されると報じられている。これまでのガスメーターも一定量のガス消費が継続すると、漏洩の可能性ありとしてガス供給を遮断すると…

風力発電の接続量限界

九州電力は26日、風力発電設備の接続済み、承諾済みおよび接続契約申込量の合計が25日時点で同社の接続可能量(30日等出力制御枠)の180万キロワットに到達した、と発表した。このため、26日以降の接続契約申し込み受け付け分については、無制限…

使用済み核燃料の処理に新展開

使用済み核燃料は、原発敷地内に設置されたプールに保管し、熱によって核燃料棒が破壊しないようにしている。これは青森県の六ヶ所村に送り、そこの再処理工場でプルトニウムを取り出して高速増殖炉もんじゅで発電に使うことが想定されていたが、もんじゅは…

長期的視野のない米国大統領

米国のトランプ大統領は科学予算の大幅削減を打ち出し、意に沿わない研究成果の自由な発表を差し止めた。彼の不動産業の経験からだろう、いま見える成果にしか関心がなさそうだ。G7でもパリ協定からの離脱を否定していない。EPA(環境保護局)は前年比31…

ホンダの高圧水素製造装置

燃料電池自動車(FCV)は、燃料としての水素を70MPとい高圧で充填しなければならない。今日聴いたプレゼンテーションで、FCVを商品化しているホンダから、水の電気分解から高圧の水素を得る設備を開発して何カ所かで実証試験中であることを知った。将来展望…

燃料電池シンポジウム第一日

朝9時半から夕刻の懇親会まで長丁場。やはり疲れた。参加者は多く、演題も面白いものも多く、重なって聞けないものもあった。なるほどと思ったことがある。経産省の担当課長が話した中で、燃料電池に関するパテントの申請数は日本が最大だと聞いたのだ。商品…

すずらん会総会

20年ほど前に退職した会社のOB会。すずらん会と言うが、地域企業のものであるからだろう、5千人ほどの会員がいる。退職した人が長生きするようになったということも影響しているのだろう、毎年亡くなる人がすくなくなり、結果として会員数は増え続けている。…

スイスが脱原発

スイスは電力需要の3分の1を原発から得ている。そのスイスが国民投票の結果、脱原発に舵を切った。原発の新設を禁止し、代わりに再生可能エネルギーの利用を増やす。今回の国民投票の結果を受け、長期エネルギー戦略に基づく改正法が2018年に施行される見通…

大宇陀を訪れる

中高同期の人のウオーキング・グループから誘われて、榛原、そして宇陀郡大宇陀町を訪れた。なぜここかというと、ここにある名刹、慶恩寺の住職が同期で、地域の歴史などを教えていただくということも兼ねてのものだった。この浄土宗のお寺は東大寺と縁があ…

秋田の水田で太陽光発電

ソーラーシェアリングは農業を継続しながら、その土地に太陽光発電を設置することで、各地で進展しつつある。しかし、水田でソーラーシェアリングをすることができるとは意外だった。電気機器製造のアイセス(秋田県井川町)は、同町の水田に太陽光発電パネ…

下水と海水で水素生産

これを報じる記事の標題を見たとき、そんなことがあるはずがないと思った。しかし、現実に実証試験が行われているようで、山口大学や山口県周南市は日本下水道事業団などと都市型水素発生システムの実用化に取り組むとのこと。下水と海水の塩分濃度差を使っ…

テントウムシを真似る

テントウムシが硬い「さや羽」の内側に柔らかい「後ろ羽」を素早く畳んで収納する仕組みを、東京大や九州大のチームが解明し、16日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表したと報じられている。「テントウムシの羽は他の昆虫に比べて柔軟性と強度のバラン…

ウラン濃縮工場「合格」決定

原子力規制委員会は17日、日本原燃のウラン濃縮工場(青森県六ケ所村)について、新規制基準に基づく安全審査に合格したとする「審査書」を正式決定した。同工場は、使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクルの施設で、原燃の施設の合格は初めて。2016年9…

太陽光発電の変換効率さらにアップ

NEDOから送られてきた海外情報に、現在太陽光のエネルギーを電気に変換する効率が30%前後であるのが、50%にすることが可能となる技術がイスラエルで開発されたという内容のものがあった。現在の太陽光パネルは、太陽のスペクトルの限られた部分のエネルギ…

低温域産業排熱から約2倍の温度差で熱回収

今日受け取ったNEDOニュースで知ったのだが、NEDOプロジェクトで、未利用熱エネルギー革新的活用技術研究組合(TherMAT)の組合員である日立ジョンソンコントロールズ空調(株)らは、産業排熱等の利用可能温度をより低温域まで拡大し、従来の約2倍の温度差…

国産のバイオマスガス化燃焼ボイラー

今日の午前中、自然エネルギー関連の会合に出席した時に、国産のバイオマスガス化燃焼ボイラーがあるのを知った。これまでバイオマスボイラーは欧州で作られたものが輸入されていると理解していたので、それが国産化されたと知り嬉しかった。その会社の名前…

国産のバイオマスガス化燃焼ボイラー

今日の午前中、自然エネルギー関連の会合に出席した時に、国産のバイオマスガス化燃焼ボイラーがあるのを知った。これまでバイオマスボイラーは欧州で作られたものが輸入されていると理解していたので、それが国産化されたと知り嬉しかった。その会社の名前…

低温での熱電変換

名古屋大学大学院工学研究科の岡本佳比古准教授らの研究グループはこのほど、室温以下の幅広い温度域で優れた性能を示す新しい熱電変換材料を発見した。新材料はタンタルとケイ素を含むテルル化物で、従来の材料で困難だったマイナス100度以下の低温で熱…

ドイツの太陽光発電パネルメーカーの動向

ドイツでは、世界の太陽光発電市場をけん引してきたヨーロッパ市場の低迷と、中国メーカーの台頭による太陽電池パネルの価格低下のあおりを受けて、太陽電池メーカーの倒産が相次いでいる。ドイツの太陽電池メーカーのSolarworld(ソーラーワールド)は5月10…

福島県浪江町に大規模水素製造拠点

福島県内で2020年に運転開始を予定している世界最大規模の水素製造システムについて、県は浪江町に立地するよう国へ推薦することを決めたということだ。18年夏に着工する計画。水素製造システムの整備は、福島を新エネルギーの先進地域にするため政府が…

メガソーラーの売電収入で「無料巡回バス」

4月3日、福島県川内村でワゴン車を使った無料の村内巡回バスの運行が始まった。同村は、福島第1原発事故による避難区域が昨年6月にすべて解消され、現在までに村民2740人のうち約7割が帰村している。ここの住民の足になる巡回バス、「かえるかわうち・ふる…

斑鳩町が「ゼロ・ウエイスト宣言」

奈良県の斑鳩町はこの8日、焼却や埋め立てに頼らないゴミ処理の推進を内外に向けて宣言する「ゼロ・ウエイスト宣言」を制定した。ウエイストとはゴミのこと。このような宣言の制定は全国で4番目、奈良県では最初。世界各地で100を超える自治体が取り組んでい…

ロシアとトルコを結ぶ天然ガスパイプライン

ロシアのガス生産販売会社ガズプロムは、黒海海底を経てトルコに至る天然ガスパイプラインの建設に着手したと発表している。これが完成すれば、トルコと欧州は既にパイプラインがあるために、ロシアのガスをトルコ経由で欧州に輸出することができるようにな…

発電+熱利用の木質バイオマス発電所

バイオマス発電が徐々に普及し始めている。燃料であるバイオマスの供給体制が確立してきたからだろう。洸陽電機(兵庫県神戸市)は5月1日、岐阜県飛騨高山地区において小型ガス化熱電併給システムを導入したバイオマス発電所が竣工し、電気と熱を活用する再…

海水の環境

火力発電所などから排出された二酸化炭素(CO2)は大気中にとどまって地球温暖化をもたらすだけでなく、海に溶け込んで弱アルカリ性の海水を中性に近づけるという日経の記事に感じるところがある。海水のPhが変化するとは知っていたが、中性に近づくことが…

トランプ大統領のガソリン税増額案

トランプ米国大統領がガソリン税の増額を一つの選択肢として持っていると述べたそうだ。これはいろいろ解釈できることであって、賛否両論が渦巻くだろう。増税してそれを高速道路などのインフラ整備に充てると同時に、ガソリンの消費を抑制することによって…

高効率の石炭火力発電

「瀬戸内海に浮かぶ大崎上島(広島県大崎上島町)。小さな離島で世界が注目する「究極」と呼ばれる石炭火力発電所が産声をあげた。中国電力とJパワーによる特別目的会社(SPC)の大崎クールジェンが、石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)の実証プラ…

インドに電気自動車大量導入

インドの炭鉱、鉱山担当大臣が、インドでは、2030年迄に全ての自動車が電気自動車になるようにしたいと述べたそうだ。その意図は、化石燃料の輸入を削減してコストを下げることと、大気汚染を改善するためだ。自動車業界は、電気自動車の導入に2〜3年は政府…

香川県に初の燃料電池車への水素充填設備

燃料電池車(FCV)の燃料となる水素の充填拠点が香川県にお目見えした。四国では徳島県に3カ所の拠点がある。各種高圧ガスを製造・販売する高松帝酸(高松市)が高松市内で4月に営業を始めた。FCVは県内の利用は15台程度しかないが、一度充填すると6…