効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

■垣間見たデジタル化の危なさ

今日は自分が通院している病院での定期診断。11時半の予約だったが、早めに出かけた。いつもは電話で登録してもなかなか来ないタクシーが数分で来てくれたこともあって、2時間以上も前に到着。血液検査を済ませたが、なかなか医師の診察を受けることがで…

■旅館で水素を燃料に使用

水素を一般家庭やレストランで燃料に使えるとは思っていなかった。以前、現役時代にロッキーマウンテン研究所のAmory Lovins博士を実験住宅に案内したとき、そこで水素燃料の供給管が廊下の下に設置されていた。それを見た博士は、配管材料、接合方式、漏洩…

■エアコン

このところの猛暑。二階にある寝室は昼の太陽で暑くなった後の熱がまだ残っていて、暫くは寝るどころの状況ではない。仕方なく、できるだけ使わないようにしているエアコンを作動させ、扇風機を回して部屋と身体を冷やしながら眠るのだが、猛暑の日が続くた…

■グリーン水素を住宅で利用

燃料電池の基本となる燃料は水素だが、水素を単体で入手するのは難しいのが現状だろう。規模の大小を問わず、現時点で作動している燃料電池は,天然ガスを分解して水素を作っているのがほとんど。よく知られているエネファームもその方式だ。だが、天然ガス…

■炭酸ガスを吸収する海

地球上に大きく拡がっている海は、常に大気と接触し、その中の成分を吸収したり放散したりしている。その中でも重要なのは、大気中の気体成分の比率が高くなると、海水に溶け込む炭酸ガスなどの気体成分の比率も高くなる。中でも炭酸ガスは、それを吸収する…

■デジタル化の進展

ChatGPTを自分で使ったことはないが、問いをすると適切な回答をしてくれるコンピュータシステムだと理解している。学校でも生徒は全員がラップトップを使うようになるから、生徒自身の考え方が、宿題の内容などに反映されるかが分からないから、提出された宿…

■革新的地熱発電

中部電力は14日、ドイツにおける革新的地熱発電の世界初の商業プロジェクトに参画することを発表したと報じられている。地下に設置したループに地上から注入した水を介して地熱を取り出すクローズドループ方式。地下にある汚染物質が地上に放出されること…

■系統用蓄電池

風力や太陽光発電の発電規模が拡大するにつれ、その不規則な発電によって、送電系統を流れる電力に過不足が起こり、周波数が変動し、その変動がある限度を超えると停電が起きる可能性が高くなる。従来は、火力発電所の出力を変動の抑制のために増減させ、調…

■バイオマス発電

今朝10時から1時間、あるコンサル事業会社からバイオマス発電についての意見聴取を受けた。日頃エネルギー関連のことを書くことが多かったから、バイオマスについても具体的な情報知識を持っていると思われたようだ。しかし、自分の理解は殆どが資料をよんで…

■車の脱炭素化

トラックなどの車も含めて、現時点では殆どがガソリンかディーゼル燃料を使っている中で、脱炭素化を電気自動車(EV)と燃料電池自動車に転換することで急速に進めることは無理ではないかと思っていた。既に道路を走っている従来型の車が圧倒的に多いからだ…

■EV(電気自動車の)充電方式

2022年4月現在、電気自動車(EV)の急速充電には大きく分けて4つの規格が存在している。地域ごとの特性に合わせて各国のサービスプロバイダーが規格を選択し、時に組み合わせながら、快適な充電環境の提供を行っている。 日本発の急速充電規格「CHAdeMO」は…

■高温の日が続く

この数日うんざりするほど暑い日が続いている。クーラーを点けてもなかなか快適な温度になってくれないほどの暑さだ。電力需要に対応するに必要な発電設備が十分ではない東京電力管内では、クーラーが消費する電力の急上昇に対応するのに必死だったのではな…

■中国のエネルギー政策

中国の再生可能エネルギーの規模が急拡大している。その規模は先進国の再エネ規模拡大を合計したほどの規模になっている。だが、その一方で、石炭の使用も同じ速度、規模で拡大しつつある。気候変動阻止という観点からは矛盾した動きだが、中国には、石油、…

■物流トラックの「ダブル連結」

国土交通省の調査によると、運転手1人で大型トラック2台分の荷物を運べる「ダブル連結トラック」の運行許可台数が、2020年度末に全国で延べ221台となり、21年度末から約3割増えている。トラック運転手の時間外労働の規制強化で物流が滞る「2024年問題」の対…

■スマートフォンのトラブル

自分が使っているソニー製のスマートフォン。今日、このホームページにアクセスすると,新しいシステムに更新できるということなので、それに従ったのだが,途中でソフトのダウンロードが止まってしまい,仕方が無いのでドコモショップまで出かけて、その続…

■学生の減少

以下は新聞記事の丸写し。 2050年の国内の大学入学者が49万人になる推計を文部科学省が初めてまとめたことが13日、分かった。少子化が原因で、22年を13万人下回る。入学定員が現状を維持すると2割が埋まらない。生き残り競争は厳しく、淘汰加速は必至だ。 入…

■World Energy Outlook

IEA(国際エネルギー機関)がこの春5月に、World Energy Outlook 2022を公表している。その出だしの要約を眺めて見ると、ロシアのウクライナ侵攻によって、世界のエネルギー需給が混乱し、その価格が暴騰した時期もあったと述べている。いまでは、ある程度の…

■深海資源開発と環境

深海にはまだ未知の鉱脈が多くあることが知られていて、その開発は多くの事業者が取り組んでいる。しかし、例えば石油開発ができるとすると、以前は社会が必要とするものを取り出すのだから、海洋汚染を起こさないようにするだけで良かった。しかし、その化…

■トヨタと水素燃料電池

トヨタ自動車は11日、水素を使う燃料電池(FC)システムについて2030年に年間10万台を供給できるとの見通しを示したと報じられている。欧米や中国を中心に水素市場の拡大が見込まれる中、トラックなど商用車への搭載を目指す。脱炭素に向けて電気自動車の普…

■福岡・大分に大雨特別警報

今日10日午後、三男の車で奈良市役所での要件を済ませて帰宅したとき、猛烈な風雨が始まり、家の前に来ているのに車から出られない程になってしまった。これと同じ雨が九州地方を中心に続いているとすると、河川が溢れるようになるというのを実感させられた…

■電気、太陽光活用へ昼安く

太陽光発電設備の設置容量が拡大したために、天気の良い昼間に電力に余剰が生まれるようになってきた。経済産業省は日中に余る太陽光発電の電力を消費しやすい仕組みをつくろうとしている。電力会社に日中が安価な家庭向けの電力プランを用意してもらい、25…

■マイナンバーカード

いまデジタル庁が批判に対応するのに大童のマイナンバーカードの登録ミス。これは登録ミスが起きている件数と全体のカード数の関係で見ると、初期に起こりやすいトラブルで、これをゼロにすることはまず不可能だと思う。それも、殆ど全てが登録時に担当者へ…

■電気バス

アメリカで蓄電池駆動するバスへの需要が急上昇し、製造が追いつかない状況にあるようだ。いまアメリカで、新規の補助金が$1.7 billion(17億ドル)準備されているが、都市部で走行するバスの増強に向けてのものだ。都市部の大気汚染を減少させる効果が大き…

■東京都、系統用蓄電池でファンド

東京都のように人口密集地域の多いところでは、風力発電は洋上に建設され、陸上では主として太陽光発電が主となる。報道によると、東京都は2023年度、電力系統と直接つないで充放電する「系統用蓄電池」に投資する50億円規模の官民ファンドを立ち上げるとい…

■バイオ燃料の低コスト化

化石燃料の使用量を減らす必要があるが、その代替となるバイオ燃料のコストがまだ高い。大手ゼネコンの大成建設などの研究チームは、バイオ燃料のもとになる油の成分を細胞の外に放出する藻類の開発に成功したと発表した。細胞を壊さずに繰り返し油を回収で…

■今日は取り込み中でお休み

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作りアクセサリーのご紹介。 https://minne.com/@plusme https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form

■鉄道架線で再生可能エネルギー送電

今日報道されている記事に、国土交通省は再生可能エネルギーの送電網として、電車に電気を供給する鉄道架線を活用する検討に入った、というものがある。このブログでも何回か提案した記憶があり、鉄道路線で検索すると、2015年9月15日に提言しているのが分か…

■気候変動

最近の世界で起きている干魃や、日本での大雨、強風の報道を見ると、身近に気候変動を感じさせられる。地球温暖化は、あくまでも地球大気の平均温度であって、その変動幅が地域によって拡大しているのだと実感させられる。 今日も大雨だと思っていたら、先程…

■東京都、再エネ設備導入を支援 

東京都は小売り電気事業者が再生可能エネルギーの発電設備を導入する際の支援を始めるということだ。新たに設備を導入し、発電した電力を都内に供給するための設備費や工事費などの一部を都が負担する。再エネの利用割合を高めるため、電力小売りの設備導入…