効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■エネファームType-SでVPP実証

大阪ガスが自社管内の需要家に設置されている家庭用燃料電池エネファームType-S(700ワット)約3,600台をネットワークで繋いでVPP(仮想発電所)の実証試験をするということだ。この燃料電池は京セラ製の固体酸化物電解質を使っていて、高温で作動するために発電効率が高い。実証期間が2021年7月~2022年2月(予定)となっていて、電力系統安定化のための調整力供出の技術検証、系統の需給状況に応じた出力制御の技術検証、太陽光発電所のインバランス回避の技術検証だとしている。

このVPPは、数は多いが出力が同じもので、それぞれの特性も同じだから、やりやすいとは言えるだろうが、取り付け先需要家の合意をこの数だけ取り付けなくてはならず、取り付け先の電力消費の状況にも合わせた出力制御をしなくてはならないし、その内容によってその取り付け先への利用に対する謝礼にも差をつけなければならないから、きめ細かい気の使い方が必要となる。太陽光発電が取り付けられているところには、その出力変動もこみにして制御する必要もあるかもしれない。

大阪ガスはメガソーラーも運用しているし、発電設備も幾つか運用しているから、それらも統合して最大のメリットが出るような制御をする必要がある。そして、その実績に対して、系統運用事業者から対価を貰えるほどのものでなくては、VPPにする意味もなくなる。この成果は是非公開してほしいものだ。

 

 

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■EV世界市場の将来

調査会社の富士経済は2035年に電気自動車(EV)の世界市場が20年比11倍の2418万台に拡大するとの予測をまとめたと報じられている。特に欧州や中国で大きく伸びる見通しで、特に欧州や中国で大きく伸びる見通しだ。

欧州連合EU)はハイブリッド車(HV)を含むガソリン車など内燃機関車の新車販売について、35年に事実上禁止する方針を打ち出している。中国は9.2倍の936万台と予測する。上汽通用五菱汽車などが低価格のEVを国内市場に投入しており、さらなる市場の拡大が見込まれる。

また、HVは5.1倍の1359万台、プラグインハイブリッド車(PHV)は11.9倍の1142万台になると予測する。PHVは環境規制の厳しい欧州や中国が市場をけん引するとみている。HVとPHVについては、欧州地域の環境規制が強くなることから、ガソリンも使うHV車への風当たりは強くなり、ここで予想されるほどは伸びないのではないかという感じもする。

ここでの課題はEVに使われる蓄電池のリサイクルがどのような形で行われるかだ。蓄電池の開発が進むと、いろいろな特性のものが使われ、素材も多様化する。これがうまく市場内で循環しなければ、廃棄物となる蓄電池も出るだろう。リサイクルにコストがかかるために、余計な物扱いされる物も出るのではないか。

一方、分散型電源としての重要性は高まるだろう。昨日書いたデマンドレスポンスへの応用も大きく伸びるだろう。全てのEVが情報ネットで結ばれ、変動性の再エネの制御にも使われるだろう。自動車は常に走っているのではないからだし、自家用はほとんどの時間停止していると考えても良いくらいだから、重要な電源としてVPP(仮想発電所)の一部にもなるだろう。

 

 

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■家庭向けデマンドレスポンス

東京ガスは、自社の低圧電気利用者を対象に2021年8月24日から、家庭向けデマンドレスポンスの実証を開始するということだ。これは、東京ガスが前日告知した対象時間での節電実績に応じ、ポイント還元を行うことで、利用者の自発的な節電行動を促し、電力需要の抑制・系統負荷の平準化の実現を目指す取り組みだ。東京ガスは広域の電力供給を行っているわけではないし、系統管理を自ら行っているわけでもない。このデマンドレスポンスによって実現できた電力系統の安定化に貢献した部分を統合して、電力供給の系統管理をしている広域事業者にサービス料金を請求することになるのだと思う。

家庭用を対象にしているだけに、個々の家庭の需要が時間帯によってどのように変化しているかを個別に把握し、まずデマンドレスポンスじぎょうの対象家庭を選別する必要もあるだろう。例えば1人家庭に需要抑制を依頼しても、手間がかかるだけで効果はほとんどないはずだ。対象家庭の選別には、その家庭の家族構成と共に、どのような電気機器を使用しているかも分かっていなくてはならない。これまでの事業の中で、このようなデータが十分に入手できたということだろう。

一方、頻繁に需要抑制を依頼される対象となる顧客の中には、プライバシーの侵害だと思うことがあるかもしれない。それ含めての実証試験だとするとかなりリスキーなものとなるような気がする。サービス料金の単価の大きさについても、顧客の反応を誘導するだけのレベルでなければなるまい。かなり苦労する実証試験となるだろう。

 

 

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■オリンピック関連施設のエネルギー効率

カーボンニュートラルを目指すとすれば、その基本はエネルギー効率を高めて、社会全体のエネルギー消費を少なくすることだ。これは勿体ない精神ではなく、社会生活を普通に過ごしながら消費するエネルギーを少なくするシステムを社会構造に組み込むことが必要になる。

今回のオリンピックも、それに貢献するようなものを持っていないかと考えてみた。一つは、出場する選手が滞在しているオリンピック村の建物だ。これは後に普通の住居として利用されることになっているが、この設計にこのエネルギー効率の視点が組み込まれているだろうか。同じことが新国立競技場にも言える。オリンピックの期間のエネルギー消費を把握すれば、これまでの建造物の例えば面積当たりエネルギー消費の数字と比較すれば、効率性の比較はできるだろう。

しかし、そのようなデータを収集するつもりでの計測が行わなければ、結局推測するしかないことになる。是非そのような数字が残るようなシステムがあることを願っている。選手村に滞在していた人達が帰国する前に、滞在した部屋の快適性などについてアンケートをとっても何かの比較ができるかもしれない。いまからではそのような質問表を作ることは難しいかも知れないが。

 

 

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■聖火の燃料も水素

オリンピックの聖火台のデザインが余りに機械的に見えて好ましいものではなかった。この間聖火リレーのトーチの15本が水素を使ったと書いたが、この聖火台の燃料も水素だと知った。一連の行事の中で、水素時代の到来の象徴としての意味合いとして、報じられても良かったのではないかと思う。一方、新競技場に聖火台が設置されることを想定して設計されていなかったという報道には驚かされた。競技が始まると別の場所で燃え続けることになるのだろう。オリンピック期間中燃え続ける聖火に使われる水素は大量になるはずだから、福島の実証設備で作られる物では到底まかなえない。カーボンニュートラルを唱うのには適さない化石燃料から作られた水素がほとんどだろう。

ほころびの目立つオリンピックになったような感じがする。

 

 

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■長すぎたオリンピック開会式

参加国が多いから仕方がなかったのだろうが、時間の長い開会式だった。夜中まで付き合った形の選手の中には、今日試合がある人も多かっただろうが、体調に影響が出たのではないかと心配させられた。

これとは無関係だが、驚かされたのは照明効果を担ったドローンの見事な飛行だった。風もあった中で球形を見事に保ちながら飛行したのは、相互に信号を交わしながらの飛行制御ができたからだ。ドローンがいろいろな分野で利用できることを納得させられた。

一方最後の締めくくりの2人の会長挨拶の内容のなさにはがっかり。

もう少し臨機応変の内容に出来なかったのだろうか。

 

 

 

 

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■猛暑の中のオリンピック

決まったことだから仕方がないが、この猛暑が続く中で屋外競技を戦う選手達には気の毒な環境だ。この時期に開催することが決まったには、米国のスポーツ競技との開催と重ならないようにしろとする押しつけがあったと聞くが、人の命に関わることにならないかという心配はある。今日、東京・夢の島公園アーチェリー場で行われたアーチェリー女子のランキング・ラウンドに出場したロシア五輪組織委員会ROC)のスベトラナ・ゴムボエワ(23)が、競技終了後に意識を失ってチームメートの前で突然倒れ込んだと報じられている。東京は午前9時の段階で気温が30度、湿度が60%を超えて前日と変わらない蒸し暑い1日で、ゴムボエワは熱中症で倒れたと見られている。幸いすぐ回復したのは良かったが、北海道で開催することに変わったマラソン心配になる。最近北海道の気温の方が本州より高いことがあり、札幌に変更したことが逆に禍とならないかと心配している。

今日開会式が行われる新国区立競技場。木材を多用したユニークなデザインで好感がもてるが、暑さ対策にも対応しているそうだ。東京に吹く風の方向が季節によって変わるそうで、最上部の格子構造が、夏に吹く風が効率よく吹き抜けるように設計されているとのことだ。何度もシミュレーションをして決めた柱の組み合わせで、熱が偏在しないようにしてあるとのこと。

逆に冬になると、いわゆる北風はブロックされて寒さを抑えるようにもなっている。

この競技場の設計が貢献して、熱中症で試合中に倒れる選手が出ないことを願う。

 

 

 

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