効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■画像認識

画像認識技術の進歩が著しい。それにAIを組み合わせるといろいろなことが可能になる。ニュースにあったのは、顔認識で鉄道に使うカードも使わずに改札を通れるようになったということ。多分マスクをしていても判別が出来るのだろう。

同じような技術に入るのかも知れないが、「サントリー天然水」のペットボトルのキャップ上面に、人の目には見えない番号が記入されていて、長野県と新潟県、北陸・東海エリアで販売されている製品に限り、各ペットボトルのキャップに固有のシリアル番号が不可視インクで印刷されているらしい。同エリアで販売されているペットボトルの天然水は通常、「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」(長野県大町市)で製造されたもの。シリアル番号は、同工場での品質管理のためのトレーサビリティー(生産履歴の追跡)システムに使われている。その実例として掲載された記事に拠れば、天然水を充填する設備が正常に動作しなかったと分かれば、既に後工程に流れてしまっていても、その設備で充填されたペットボトルをすぐに特定できる。これまで不具合発生時に製造した個体を特定するのに要していた工数と時間を大幅に短縮できる、というもの。

逆に、ペットボトルのラベルが正常に貼られていないと分かれば、10台以上ある包装機のどれで、いつ貼られたラベルなのかもすぐに特定できる。「見えないシリアル番号」は、そんな工場の合理化を図る重要なシステムだと言える。トレーサビリティーシステムの導入によって、これら3過程の工数・時間を短縮できるようになったようだ。目に見えないシリアル番号が、効率的な品質管理を実現する鍵となっている。

番号に代わるものとして使えそうなのは、バーコードやQRコードがあるが、それは瓶のラベルのデザインに影響を与えるから使わなかったのだろう。この認識技術の応用範囲は広いと思う。多分これは特許技術になっているだろうから、生産管理に留まらず、流通の効率化などにも広く応用されるものとして、サントリーが自社開発技術として外部に販売することもあるのではないか。

 

 

 

 

 

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