効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

窓ガラスの断熱

今日の昼前、日本板硝子環境アメニティー社の社長さんと1時間余懇談する機会があった。駅前の喫茶店での話だったが、同社は窓ガラスの断熱について、複層ガラスをさらに高断熱化する商品をトヨタ自動車と共同開発したのだが、その説明にわざわざ来てくださっ…

驚きの高効率燃料電池

東京ガスと九州大学は29日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の発電効率(低位発熱量基準)を80%超まで高める理論設計に、世界で初めて成功した。イオンの置き換えや内部構造を改善することで、燃料を効果的に使用できるようになった。発電効率50%…

太陽光発電のさらなる技術革新

数日前パナソニックが発電効率22.5%の太陽光発電素子を開発したという報道について書いたが、それを上回る24.5%という数字を叩きだしたのがカネカ。基板に2つの異なるシリコン素材を組み合わせることで変換効率を高めたものだが、2015年度中に製品化する…

オランダで自転車専用道路で発電

昨年11月24日にここで記述したオランダの自転車道路に設置した太陽光発電設備が予想以上の成績を出しているそうだ。その記事を丸写しすると、「オランダの応用科学研究機関(TNO)などが開発した、太陽光発電する道路「SolaRoad」による実証が、順調に推移し…

燃料電池の燃料にアンモニア

燃料電池の燃料は最終的に水素だけしかないと思っていたのは間違いだったようだ。現在家庭用燃料電池エネファームは都市ガスを水素に変換して、それと空気中の酸素を反応させて発電している。宇宙船に使われている燃料電池も液体水素と液体酸素を気化して、…

住宅での直流利用

この日記では何回も直流利用の拡大が望ましいことを書いてきた。やっとそれが現実になりそうだ。シャープと経産省は直流給電ができる住宅1棟の実験で、全て交流で給電する一般の住宅より約15%の省エネ効果を確認したと報じられている。住宅に取り付けた太陽…

太陽光発電の技術革新

太陽光発電のコストダウンは顕著なものがあると同時に、その性能向上の技術革新も続いている。国内最大手のパナソニックが太陽光を電気に変換する性能が世界最高のシリコン系太陽電池パネルを開発し、その変換効率は22.5%と、現在量産されている最高性能の…

竹を燃料とするバイオマス発電所

竹は非常に成長が早く、また繁殖力も強いので、少し手を抜くと耕作地も竹藪になってしまう。根の拡がりもなかなか阻止できず、タケノコは1年で大きな竹に育つ。これを燃料として使うことができれば、成長が早いことは供給に心配が少ないことを意味するし、採…

献血

自分の年と病歴では献血は受け付けて貰えないが、昔はよくしたものだった。だが、最近献血をする人の数が減って、手術に必要な需要量も確保できないくらいにまで少なくなっていると聞く。献血を受け付けるバスを見ることもあるが、昔のように並んで順番を待…

長崎の海洋エネ実験が欧州と連携

最近日本の実証プロジェクトが海外と連携するケースがよく報じられるようになった。一番多く聞くのはNEDOが行うスマートコミュニティー関連の実証で、つい最近はカナダで試験を行うと報じられている。今日新しく知ったのは、潮流発電などの実用化を目指す長…

オーストラリアのエネルギー政策転換

昨年9月30日に書いたオーストラリアのエネルギー政策転換が、世界最大級の風力発電事業を足止めさせているようだ。ロイターが報じているが、同国のトニー・アボット首相は、どうも風力発電を嫌悪し、「音がうるさい、健康被害が出る」と公言しているという。…

CO2で鮮魚の輸送

地球温暖化ガスの一つとしていつも悪者にされているCO2が、ビジネスに使われる一つの方式の媒体となるという記事を見た。魚の輸送事業を手掛けるマリンバイオテクノロジー(福岡県宗像市、福本明社長)は二酸化炭素(CO2)を使い、生きた魚を17時間以上眠…

冷房服

一日曇りだと思って外出したら、雲の切れ目から太陽が照って熱くなった。歩きながら考えたのだが、最近の発電素子やセンサーの技術の発達を見ると、太陽が出ると衣服に薄く接着した太陽電池の電気を使って内側が冷たく外側に放熱するような素子でできた腹巻…

固体酸化物電解質燃料電池

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「固体酸化物形燃料電池(SOFC)を用いた業務用システムの実用化技術実証」の委託先について、富士電機と日立造船に決定したと発表した。業務用規模では、三菱日立パワーステムズが加圧タイプの200キロワット…

日本の立ち位置

安全保障関連法案が衆議院で可決された。日本国憲法が世界で唯一不戦を宣言している第9条に抵触するのではないかという見方もある法律が、安倍内閣によっていわば強引に成立させる方向に進んだことをどのように見るべきだろうか。安全保障条約を結んでいるの…

冥王星

さっき入ってきたニューヨークタイムスの記事を読んで驚嘆した。NASAの探査機New Horizonsが、かつて地球の惑星であった(現在は惑星の定義と異なるとされている)30億マイル遠方の天体冥王星の、すぐ7,800マイルの近くまで到着して通過し、その表面を撮影し…

電力・ガス市場の自由化

日経BPが開催したシンポジウムに今日一日座って聞いていた。場所は目黒雅叙園というところだが、風雅な名前にふさわしい庭屋建物だったが、中には立派な会議場があった。ただ目黒から急な坂道を上り下りしなくてはならないのは厳しかった。会議そのものは「…

駐車場に太陽光発電

持論のようにして何回も、駐車場を太陽光発電設備の設置場所として推奨してきたのだが、平面があることと、そこに停まる自動車の室内温度への影響を上部にある屋根が少なくするというメリットを伝えてきた。それになるほどというメリット情報を貰う機会があ…

エネファームからの逆潮流

家庭用燃料電池エネファームの定格発電規模は700ワットか750ワット。だが、これもコージェネレーションだから給湯に使う温水のために排熱を使わなければ、いくら発電効率自体が大型の発電設備よりも高いといっても、10%ほどの差しかない。お湯を必要な時間…

模型電車の走行会

奈良県の五條市から和歌山県新宮市まで鉄道を敷設する計画が建設途中で中止となり、「幻の五新線」と呼ばれるものがある。現在の五條市域となる五条〜城戸〜阪本間約22kmのみ「阪本線」として1936年に着工が決定。戦争による中断を経て、1959年までに吉野川…

廃炉コスト

福井県は、県内に原子力発電所を持つ電力事業者に課す核燃料税について、廃炉工事中も課税できる制度に改める考えを示したと報じられている。廃炉が決まっているのは、関西電力の美浜1,2号機、日本原子力発電の敦賀1号機。稼動が止まればそこからの税収が止…

エネルギーのベストミックス

エネルギーの将来像について、盛んにベストミックスという言葉が使われるのに、少なからず違和感を持ってきた。ベストということは、その他は駄目という響きがある。しかし、本来これは電源構成の目標値とでも言うべきものではないか。この目標値を達成する…

落雷でも壊れない樹脂

山形大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、三菱樹脂などの産官学の共同研究グループは、落雷に遭っても損傷しない炭素繊維強化樹脂を開発したと報じられている。プラスチックに炭素繊維を混ぜて強化した従来の炭素化樹脂は、通常は電気を通さない。この…

関西電力が家計簿サービス

大手電力会社が来年度から始まる市場の全面自由化に備えて、電気を供給するサービスに新たな価値を付けることによって、需要家が他の事業者に移行しないように動き始めている。今日、関西電力が家計簿ソフト大手のマネーフォワード(東京・港)と組み、ネッ…

家庭用蓄電装置

欧米で太陽光発電を設置している住宅などで、蓄電装置の設置が急上昇しているらしい。家庭用規模の場合、日本では晴れている日に太陽光発電からの電気が消費する量よりも多い場合には、余剰分を売電できる。米国では直接売るのではなく、メーターを逆転させ…

ソーラーインパルス、ハワイ到着

3月15日の日記に書いたように、当初中国からハワイまで直接飛行する予定であったソーラーインパルスが悪天候のために名古屋空港に緊急着陸したのが先月6月3日。やっと天候が安定したのでハワイへ向けて6月29日に出発し、先週金曜日の7月3日に5日間118時間の…

3Dプリンターで原爆ドーム模型

今日の毎日新聞が報じているが、廣島の女子大生のグループが、世界遺産・原爆ドームの模型を、樹脂を素材に使う3Dプリンターで作って、幾つかのサイズのものを仕上げた。手のひらに乗るものもある。今年4月末にドームの周囲にカメラ型測量機を置いて寸法を測…

家庭で水素を作る

パナソニックは2030年の商品化を目指して、水素を家庭で簡単に作れる技術を開発するという。太陽光で水を分解して水素を作り出す仕組みで、触媒を利用して水を分解する技術も開発しているらしいから、単純に太陽光電池からの電気で水を分解するものではなさ…

吉野村に小水力発電再稼働間近

奈良県東吉野村の旧つくばね発電所を復興する小水力発電計画が2013年に発足し、つい この間の6月28日に起工式を迎えた。101年前に運転を開始した水力発電所が昭和38年(1963年)に廃止されて50年以上を経過したが、村の活性化を目指して発電所の復活に取り組…