効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

■工場の屋根への太陽光発電パネル設置の促進

日経新聞が今日報じているが、経済産業省は企業が工場や倉庫の屋根に置いた太陽光パネルによる電気を高く買い取る制度を2024年度から始めるらしい。固定価格買い取り制度(FIT)で、平地の太陽光より2~3割ほど高くする見通しだという。パネル設置場所でFIT…

■病院のデジタル化

今日は奈良県立総合医療センターでのほぼ月一回の定期検診。足弱になっている連れ合いも一緒にだから、タクシーで。彼女が普通に歩けるのなら、バス停まで7~8分歩けば、学園前で病院行きのバスに乗れば、どちらも障害者手帳を貰っているので無料で行ける。…

■脱ソーラーパネル

最近立てられる住宅の屋根には、ソーラーパネルが設置されていることが多い。しかし、パネルの形状が住宅の形状に異質なものが入り込んでいる感じをもっている。最近透明なパネルが開発されたようだが、これを壁面に貼り付けることが簡単にできるとすると、…

■降り続く雪

今朝起きて外を見ると真っ白。このような雪景色を見た記憶がないほどのものだった。気温も下がっていて、新聞を取りに外へ少し出るだけで、その寒気から回復するのに時間がかかるような気がする。テレビのニュースでも、裏日本では車の渋滞も続いている様子…

■カーボン・アカウンティング

今日、エネルギー関連研究組織であるロッキーマウンテン研究所のレポートが届いたが、そのタイトルはカーボン・アカウンティング。まだ全部を読み切れていないが、この所感じていたことを代弁してくれているようなものだった。要するに、カーボン排出に関わ…

■養殖昆布でCO2吸収

ガスエネルギー新聞で紹介されたものだが、北海道ガスは函館市と「協同のまちづくりに関する協定」を締結している。それには、7分野18項目があったが、このほど8分野23項目に増やし、その中で「カーボンニュートラルの実現」が新しく加わったとのことだ。そ…

■CO2地下貯留

日本製鉄は米エクソンモービル、三菱商事とともに国内製鉄所から発生する二酸化炭素(CO2)を海外で地下貯留するプロジェクト(CCS: Carbon Capture & Storage)に乗り出すと報じられている。枯渇した天然ガス田などの地下に貯留するようだ。高炉での製鉄で…

■気候変動で人の行動が変わる

温暖化ガスの排出量が増えることによって,地球の気候が変動する、というのが当たり前に受け入れられる社会になってきた。人間の住む社会も全体としてその変動に対応するように動いている。とは言え、発展途上国の人達にとっては、先進国の活動が招いた結果…

■気候変動で人の行動が変わる

温暖化ガスの排出量が増えることによって,地球の気候が変動する、というのが当たり前に受け入れられる社会になってきた。人間の住む社会も全体としてその変動に対応するように動いている。とは言え、発展途上国の人達にとっては、先進国の活動が招いた結果…

■フランスの使用済み核燃料処理

使用済み核燃料は強い放射能を持っているため、人間社会、あるいは生物全体と言っても良いかもしれないが、その影響を受けない場所に保管し続けなくてはならない。一般的には、堅固な地層深くに貯蔵設備を建設するのだが、その周辺の人達は当然強く反対する…

■樹脂製ウインドー

豊田自動織機は、自動車向けの樹脂製ウインドーを従来に比べて4割低コストで製造できる新工法を開発したと報じられている。加工性を高められる新開発のコート剤を採用することで、ポリカーボネート(PC)製ウインドーの製造工程を簡略化した。ガラスより軽い…

■北海道、再エネ大量導入の課題

報道によると、2022年2月時点、北海道エリアでは太陽光発電が214万kW、風力発電が58万kW、合計272万kW導入されており、今後も更なる拡大が見込まれている。北海道の年間最低需要は226.5万kW(2020年度)であり、これと比較すると再エネ導入量は111%に相当す…

■LNGで空気液化 発電

広島ガスは18日、住友重機械工業と共同で液化空気エネルギー貯蔵(LAES)技術の商用実証を始めると発表した。空気を液化し,それを加温することでガスタービン用の高圧空気を製造してガスタービンを駆動し発電するシステムである.その際,液体空気の…

■中国、61年ぶり人口減

中国が人口減少時代に入ったと報じられている。2022年末の人口は61年ぶりに前年末を下回り、世界最大の人口大国をインドに譲ったもようだ。産児制限のツケで少子高齢化が止まらず、23年からの10年間で生産年齢人口は約9%減る。働き手の減少が足かせとなり、…

■地熱発電量の減少

地熱発電は、太陽光や風力のように不規則な出力変動のない、安定した再生可能エネルギーである。日本の賦存量が、アメリカ、インドネシアに次いで大きいということだが、どの位の発電が現在行われているかは知らなかった。実際には太陽光や風力に比べると微…

■完全オフグリッド住宅 水も自給

報道記事で知ったことだが、送配電網に繋がっておらず、電力を完全自給できる建物が実現したという。しかも、電力だけでなく、水も自給自足するもののようで、下水道も必要としないらしい。宿泊施設の運営などを手がけるスタートアップ、ARTH(アース、東京…

■奈良生協のシステム障害

この1月8日に「食品などの買い物」という題で、奈良生協のシステムがハッキングによるシステム障害が発生し、注文が出来なくなったことを述べた。この障害は昨年10月に起きたのだが、意外に長く続いたために、これまでの便利さの裏返しのような不便さに遭遇…

■北本連系線

同じことの繰り返しになるが、日本は列島だから、日本全体を一つの送電系統でカバーするには本土と離れた島の間に,海底電線なり架空電線を設置するなり、島の電力需要を賄える容量を持った独自の電源を持つなりしなければならない。しかも、日本の電力事業…

■変圧器の高効率化

発電所でつくられた電気は電圧が高く、変圧器を使って使用用途に適した電圧に変換する必要があり、また、使用サイドでも、その使用電圧にもかなりの差がある。発電所から送り出される電気は何段階かの変圧器で電圧を落としていくが、中間段階の物は変電所と…

■英国の2022年は最暑

昨年、猛暑に見舞われた国は多かったのだが、英国は記録的な暑さに見舞われたと報じられている。今年の1月5日に、気象局が発表した資料によると、人間の活動によって促進されている気温の上昇の結果、これから数年毎に500年来見られなかった高温の夏を経験す…

■オゾンホール回復

気候変動や地球温暖化に関わる炭酸ガスについては、頻繁に報じられているが、最近、オゾンホールについての記事を目にすることは殆どなかった。オゾンホールとは、南極の上空にあるオゾン量が極端に少なくなる現象のことだ。オゾン層に穴の空いたような状態…

■ドイツで風力発電のコストアップ

ドイツがロシアから天然ガスを輸入してきた海底パイプライン、ノルドストリームI,IIが停止して、大量の天然ガスが不足する事態になったが、この非常事態を乗り切る国家プロジェクトとして建設されたLNG受け入れ基地が運用を始めるらしい。それでもドイツはエ…

■マイクログリッドの普及

太陽光、風力、小水力などの再エネに加えて、蓄電設備やコージェネレーション(燃料電池も含める)といった、地域分散型小規模発電設備が普及してきた結果だろうが、世界各地、特に、気候関連の災害が多発しているアメリカで、マイクログリッドが普及し始め…

■PG&EとEnergy Vaultが大規模蓄電システムを開発

2020年9月4日に(それ以前にも)この日記で紹介したベンチャーで、重量物の位置エネルギーを利用して蓄電するシステムを開発したEnergy Vault社が、Pacific Gas and Electric Company (PG&E)と協力して、系統用大規模蓄電システムと水素貯蔵装置(BH-ESS)の開…

■食品などの買い物

一週間前に依頼したものを奈良生協から毎週金曜日に届けて貰っている。頼んだ物が先週の金曜日にデリバリーがあると思っていたのだが、正月休みで配達はなかった。となると、不足して困る物が出てくる。自分はヨーグルトを自分で増殖させているのだが、その…

■今日は自分の誕生日

今日1月7日は自分の誕生日。今日で85歳になったと思うと、何か一つ超えた感じがしないでもない。日本の男性の平均寿命を調べて見た。厚生労働省の「簡易生命表(令和3年)」によると、2021年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳で、過去最高を…

■破綻する核燃料サイクル

原子力発電が稼働すると、使用済み核燃料が出る。発熱するのを冷やしながら保管するために、水の入ったプールに納める。この使用済み核燃料は、中に含まれるプルトニウムを抽出する再処理をして、再び燃料として使えるように処理することになっているが、そ…

■洋上風力に託す「若者定着」

人口減少は秋田県にとって積年の課題になっている。総務省の人口推計によると、2021年10月1日現在の秋田県の人口は前年比1・52%減の94万5000人で、減少率は9年連続で全国一。ピークだった1950年代からは約3割も減っている。 県が21年に実施した若者の意識調…

■トヨタ自動車が工場に風力発電設置

トヨタは、愛知県の田原工場に「自家消費型」大型風力を導入した。1基の定格出力4.3MWの大型風力発電設備を工場敷地内に6基設置し、総出力は25.8MWに達する。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)を使わず、工場内で自家消費する。2019年8月に造成・基礎工…

■新年3日目

2日午後に、西宮に住む三男家族(夫妻と小学2年生の孫娘)が年賀に来てくれた。こちらに2泊するが、孫娘の成長の良さ、早さに目を見張る。夜の食事にはお雑煮などを楽しみ、孫娘は今週末に開催されるピアノのコンクール予選に向かっての練習もしている。前回…