効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

北海道の風力発電、自前で送電線

北海道の人口密度は低い。だから、風力発電や太陽光発電の設置は、本土に比べると非常にやりやすい。しかし、課題は人口密度に対応して送電線の容量が小さいし、設置密度も低いために、既存の送電系統に再エネ電源を接続させるのが難しい。 「宝の持ち腐れ」…

太陽光発電と地域のエネルギーバランス

これまで太陽のあたる所には、太陽光のエネルギーが蓄積されていた。だが、そこに太陽光発電パネルが設置されると、通常の日陰が出来るだけでなく、太陽光のエネルギーが電力に変換され、系統を経由して遠方の地域に移動することになる。ということは、本来…

新形式の浮体式洋上風力発電

陸上であれ洋上であれ、風力発電設備は、太い柱の頂上に回転翼が3枚ほどあって、その柱は出来るだけ寄れないように設計されているのがこれまでだった。だが、この程報じられているのは,柱そのものが風で揺れる構造で、その揺れの幅に従って風車の位置が変わ…

■古着の再生利用

古着の定義は難しいが,穴が空いたりペイントが付着したりすると、服としては使いにくくなる。これをゴミとして捨てるのもありだが、できれば再生利用することが望ましい。 報道によると、ニッケは2025年3月までに古着のリサイクル繊維を増産する。グループ…

新形式の風力発電登場

大型の風力発電は、高いポールの上に大きな翼を着けたタービンが回転するのがこれまでだったが、上ではなく横に拡がる風力発電システムが開発されたそうだ。Airloomというスタートアップがデザインしたものだが、米国のワイオミング州に建設されている。高さ…

米国洋上風力「崩壊」

書くのを止めたと宣言したのに、また書きたくなった。時々の日記になります。 米国の洋上風力発電で損失が相次いでいると報じられている。機材、輸送コストの急上昇が原因。BP幹部は、米国の洋上風力業界が「崩壊している」と発言しているようだ。撤退を決め…