効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■トランプ大統領の原子力政策

トランプ米国大統領の原子力兵器、原子力発電を巡る政策に大きな変化が出てきそうだ。まず安全保障の側面では、国内の原子力資源のサプライチェーンを根本的に見直そうということだ。ウランは、まずウランを含む鉱石の採掘して粒状化し、次いで六フッ化ガス…

■原発で水素製造

米国の大手電量会社、FirstEnergy Solutions (FES), Xcel Energy, and Arizona Public Service (APS)の三社は、それぞれの管理する原子力発電設備を使って水素を大量に作るプロジェクトに着手するらしい。実証は2020年に始まり1年間で実施する計画になってい…

■もんじゅからの燃料取り出し

廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅから、使用済み核燃料の取り出し作業を17日に開始することになったようだ。当初、開始は7月を予定していたが、機器の相次ぐ不具合などで延期されていたもの。文部科学省が発表したと言うことが少し奇異な感じがしたが、も…

■北本連系線の容量拡大

北海道電力はこのほど、新北海道本州間連系設備(新北本連系設備)の竣工式、祝賀会を開催したという記事を今日見ることができた。やっとという感じだが、これでこれまで60万キロワットだった容量が90万キロワットになる。しかも新設備は外部電力なしに運用…

■小泉進次郎氏の環境相就任

安倍内閣、閣僚がほとんど総入れ替えになったが、もっともこれからの動きに対する関心を抱かせたのは小泉進次郎氏が環境相に就任したことだった。彼に関するいろいろな報道記事の中に、脱原発をどう進めるかを考える、としたものがあり、彼の父の考え方に賛…

■千葉県での大停電の長期化

台風15号の通過からまる2日たっても、千葉県では事態が収束するめどがたっていない。東京電力は、10日夜の時点で、11日朝までに停電戸数を約54万戸から約12万戸にまで減らし、11日中にはすべて復旧させるとの見通しを示していた。しかし、今回…

■白熱電球とLED

今朝早くに起きたのだが、どんどん暑くなる。新聞を読むのに電灯を点けたのだが、これが100ワットの白熱電球。大きく丸い形のもので、照度調節が出来るようになっている。少し暗くしたのだが、それでも暑く感じる。そこでこの間入手した白熱電球60ワット相当…

■空調の空気をサービスとして販売

ダイキンがパナソニックなどの競争相手と連携して、空調システムの新しいサービスを生み出そうとしている。これまでは空調機器の販売が事業だったが、今後新しい事業として、空調利用者の必要に応じた温度と風量を提供するサービスの事業を始めようとしてい…

■水素の輸送

太陽光発電など国内の再生可能エネルギーで水素を作る取り組みも進んでいる。しかし、それだけでこれから必要な水素を賄うことは出来ないことは確かだろう。だが、海外で生産して日本に輸送するコストも勘案すると、実際にプロジェクトとして成功するものが…

■自動車の排ガスで発電

自動車は社会の必需品で、次第に電気自動車や燃料電池自動車が増えるようになってはいるが、当面は燃料でエンジンを回すこれまでの方式が継続されることは確かだ。それはハイブリッド自動車でも同じことだろう。自動車の熱効率を見ると、実投入した燃料エネ…

■屋根取り付けの太陽光発電

昨日京都まで近鉄で出かけることがあった。30分、普通は本を読むことが多かったのだが、外の景色が奇麗だったので眺めていて気が付いたのは、新築らしい住宅の屋根にソーラーパネルが取り付けられているのが多いことだ。新築の場合、ソーラー取りつけのコス…

■入居テナントに再エネ電気供給

森ビルは9月2日、非化石価値取引市場の活用により、六本木ヒルズ森タワーのオフィス入居テナントに対して、再生可能エネルギー電気の供給を開始したと発表したと報じられている。オフィス賃貸事業者が入居テナントに再エネ電気を供給する取り組みは国内初だ…

■鉄道総研が燃料電池駆動の列車のモデルを発表

これまでにも何回か鉄道総研の開発している燃料電池駆動の列車について述べてきたが、いよいよ実用化のモデルが出来上がったようだ。日経が報じているが、開発中の燃料電池ハイブリッド試験電車「R291」について、客室内に搭載していた主要機器を床下に移設…

■中国の燃料電池自動車

カナダの燃料電池(PEFC)メーカーにBallard社がある。ここから定期的に同社の活動報告的なメールを貰えるようにしているが、今日同社の中国に於ける実績を説明するものが入った。中国は再エネの普及に力を入れているが、同様に推進しているのが電気自動車で…

■船舶の排ガス規制

IMO(国際海事機関)が、一定規模以上の外航船に燃料油の消費実績を収集し、報告を義務付ける新規制が世界規模でスタートしたが、来年の1月から船舶用の燃料油の硫黄分を0.5%にまで低減させるというのは、海運業者にとっては対応が難しい規制だと報じられて…

■IEA、再生可能エネルギーに関するレポート発表

先週IEA(国際エネルギー機関)が、Renewable 2018という標題の、再エネに関する年次報告を発表したのを入手した。211ページのpdf版だが無料ではないので多少躊躇はしたが。毎年購入しているから今年もということだ。Analysis and Forecasts to 2023 と副題…

■スイスが2050年迄にネットゼロにすると宣言

スイス政府が2050年迄に地球温暖化ガスの排出をネットゼロにすると宣言した。この28日に報道各社から報じられているが、日本の新聞では見かけなかったから、報じられたとしても大きい記事ではなかったようだ。これは同国で排出される温暖化ガスと吸収される…

■太陽光発電パネル無料設置

太陽光発電パネルのコストが下がり、事業者がリースで設置して回収するビジネスモデルが拡大したり、蓄電池を使って建物全体の電力消費を賄う方法なども拡大しているが、今日の報道では、発電事業者が家庭や企業の屋根に無料で太陽光パネルを設置する代わり…

■家庭用燃料電池エネファームの巧妙な利用

家庭用燃料電池エネファームは発電規模700ワット~750ワットで、排熱回収もして温水として利用するために総合効率は90%近くになる。これが最近新設集合住宅の場合全住居に取り付けられるケースが増えている。その利用の仕方について静岡ガスが、JR三島駅か…

■欧米の陸上風力発電の余力膨大

ヨーロッパの陸上風力拡大の可能性は、現在の100倍はあり、全量が開発されると2050年迄世界に電力を供給できるほどになるという。これは英国サセックス大学とデンマークのオーフス大学の研究成果。この研究結果によると、ヨーロッパ大陸の陸上風力発電の設置…

■東電、柏崎原発の一部廃炉方針

東電がこの26日、東京電力ホールディングスの小早川智明社長は26日午前、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の立地先である柏崎市の桜井雅浩市長と会談し、一部の廃炉を検討する方針を伝えたと広く報じられた。6、7号機の再稼働の実現後、5年以内に1~5号機から…

■再エネによる水素製造

これから水素社会になることが政策目標になっているが、その鍵を握るのはその製造コスト、特に、再生可能エネルギーからの電力を使って水を電気分解するコストが、どれほど安くなるかだということは確かだ。エネルギーリサーチ会社Bloombergの出したレポート…

■米国の洋上風力発電事業に向かい風

米国マサチュセッツ州で米国最初の洋上風力発電所Vineyard Windが間もなく建設に入るとされていたのが、トランプ政権の洋上風力に関連する規制の強化によって大幅な遅れ、あるいは中止に追い込まれる可能性もあると報じられている。この風力発電所は2023年迄…

■JR西日本、初のゼロ・エネ駅実現へ

昨日書いた英国の鉄道の太陽光発電プロジェクトに似通っているが、JR西日本は同社として初めて、山陰本線東浜駅(鳥取県岩美郡岩美町)において「ゼロ・エネルギー・ステーション」を実現するとともに、微生物や振動などの自然環境から得られる微弱な電気を…

■太陽光発電からの電力で走る列車

今日Eメールで受け取った英国のGuardian紙が報じているが、ハンプシャー地域を走るネットワーク・ライン社のWessexディーゼル路線を全面的に太陽光発電からの電力で賄う計画を開始したという。最初の試みとして、30kWのパネルを線路脇の空き地に設置し、そ…

■シンガポールが水没しないように

シンガポールは小さな島国で、水源がない。そのため、隣のマレーシアから太い水道管経由で水を輸入している。これはシンガポールとマレーシアが政治的な対立になると、この水を止めると言われると対応のしようがないほどのリスクを常にはらんでいる。エネル…

■トランプ大統領のグリーンランド購入希望

米国のトランプ大統領が、デンマークの自治領であるグリーンランドを購入したい意向を示したというニュースを見て、その背景となる理由がよく分からなかった。だが、ファイナンシャル・タイムズが報じたように、戦略素材の確保がその理由だが、表現がトラン…

■気候危機

米海洋大気局(NOAA)は15日、世界の7月の平均気温が20世紀平均を0.95度上回り過去最高だったと発表している。6月も過去最も暑かったが、2カ月連続の更新となる。過去5年間の7月の気温はいずれも上位5位以内で、1880年の観測開始以来、気温の上昇傾向は加速…

■オリックスが大規模バイナリー発電

バイナリー発電はオーガニックランキンサイクル発電とも言われ、水よりも比較的低い熱で気化する熱媒体を使って加熱して膨張する圧力でタービンを回して発電する。最近建設されてきたのは、温泉地の泉源の高温を利用するものだが、新たに泉源を掘削すること…

■通信、制御技術の発達への不安

小惑星リューグーの表面に、探査機「はやぶさ2」が着陸したときの目標値との誤差が僅か60センチしかなかったという宇宙航空研究開発機構(JAXA)の発表には驚嘆した。着陸地点は「うちでのこづち」と命名されたというのは、研究者の余裕を示したものだと感じ…