効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

■日本の貧弱な風力発電

NEDOが出した資料で見ると、2017年迄の風力発電累積導入量で、もっとも多いのは中国(188,392MW)。その半分くらいが米国で、さらにその半分がドイツとなっている。日本はといえば、20番目に近いところにあって、3,400MWしかない。国土面積が小さいから仕方…

■再度駐車場での発電を考える

今日は毎月の定期検診があり、午前10時の予約に間に合うように、家内と一緒に少し距離のある病院まで出かけた。家内は杖を使っても長い距離は歩けないので、タクシーを使ったが、何度もタクシーを使うことから、馴染みの運転手が来てくれることも多い。そう…

■年功序列

報道によると、塩野義製薬は20代でも課長級に抜てきできる人事制度を10月にも導入するようだ。1年単位で昇格と降格ができるようにし、最短で入社5年目には課長級の役職に就任する。研究業績のある医師など専門性の高い人材については、社長の年収を超える給…

■パナソニック、燃料電池を中国へ

パナソニックホールディングスは水素を使って発電する定置型の純水素燃料電池を中国で4月から販売すると発表している。欧州ではすでに発売しており、4月にも初めて稼働する見通しになっている。日本でエネファームのブランドで販売されているものと同じセル…

■核融合

これまでの原子力発電や原子力爆弾は、ウランの核分裂のエネルギーを利用したものだった。核分裂には、後に放射性物質がゴミとして残る。これに対して核融合は、太陽で起こっている現象で、放射性のゴミは出ないとされる。これを地球上で再現させることがで…

■オーストラリアが再エネ比率高目標設定

山家 公雄氏の論考で知ったことだが、オーストラリアが一気呵成(かせい)に再エネ比率を高め、世界のトップに躍り出ようとしている。2022年5月に9年ぶりの政権交代によって誕生した労働党のアンソニー・アルバニージー政権は、世界で最も意欲的な脱炭素政策…

■トルコへ日本からシャワーセット

強烈な地震に襲われたトルコでは、おそらく電力も水も供給が止まっているだろう。飲み水は各国から支援として送られてているだろうが、それも不十分だろう。あれだけ建物が破壊されたのだから、復旧には何年もかかるだろうが、そこへ日本からシャワーを浴び…

■JR西の自動運転BRT、実用化へ

DXとかAIとかいう言葉が流行語になっているが、それが応用されても気づかないことが多いだろう。プログラムに希に起こる現象への対応処置を間違えて実行する機能が誤って入っていると、誰も気づかない事故やトラブルに結びつくことがありうる。 JR西日本など…

■水素燃料電池で飛ぶ飛行機

英国でこのほど、スタートアップ企業が、水素を燃料として飛行機を試験飛行するのに成功したと報じられている。これまでで最も規模の大きいもののようだ。この飛行機からは地球温暖化ガスの排出はない。この記事を見たとき、水素エンジンを搭載しているのか…

■太陽光発電パネルの破損

太陽光発電パネルの設置が増え始めてからの年数もかなりのものとなってきた。薄いパネルだから、上から圧力がかかれば割れるのは当然。このような被害が各地にあるのではないかと思っていたら、その数字が報じられた。 製品評価技術基盤機構(NITE)は2023年…

■テスラと日本の宇宙船打ち上げ

飛ぶ鳥を落とす勢いだったテスラが、運転支援機能に不具合があるとして36万台をリコールと言う記事が出た。テスラがもっとも中核機能で他のメーカーにはない機能という触れ込みだった部分に欠陥があったということだ。交差点付近で曲がるべきレーンに入った…

■電化路線

電化路線というと、線路の上空に列車に電気を供給する架線がある、あるいは、地下鉄のように、電車の横に突き出した集電板がある路線というように何となく思っていた。今日たまたま読む機会があった記事で、この理解が全く今では通用する物ではないことを思…

■個人情報

個人情報の性質が大きく変わってきた、今日の報道記事で、ソフト開発のソースネクストは14日、自社の電子商取引(EC)サイトが不正アクセスを受け、約11万件のクレジットカード情報を含む個人情報、約12万件が漏洩した可能性があると発表したようだ。つい最…

■重要資源となる蓄電池

毎日のように電気自動車用蓄電池についての報道がされている。今日見たのは、物質・材料研究機構はソフトバンクやオハラと共同で、次世代の蓄電池と期待される「リチウム空気電池」の劣化を抑える技術を開発した。固体電解質で作った薄膜を正極と負極の間に…

■生分解性プラスチック

これまで開発されてきたプラスチックは、いろいろなものの素材として使われるために、なかなか壊れたり浸食されにくいように作られてきた。だが、このようなプラスチックがゴミとして廃棄され、海に流れ出ると、微粒化することはあってもなかなか分解されな…

■ドイツで蓄電池駆動の列車

ドイツで3編成の蓄電池駆動の列車が2025年末に走り始めることになったと報じられている。ジーメンス車両が製造するが、現在無電化区間75kmを含む全長115kmで、無電化区間に列車への給電用電線を設置する必要はない。列車搭載の蓄電池は、従来の電化区間を走…

■国のあり方の再認識

ウクライナへロシアが侵攻し、それに欧米の多くの国がウクライナを支援する体制をとったことから、国の姿を具体的に感じるこの頃だ。さらには、トルコとシリアにまたがる地震帯が活動して、倒壊する建物の数が想像を絶するものとなり、亡くなった人の数を知…

■欧州で国を跨いだ鉄道路線拡張計画

欧州は幾つもの国があり、鉄道路線はそれぞれの国の規格に沿って設置運行されてきた。主要路線の線路幅は広軌であるが、その幅には広軌でも少しずつ違いがある。そのため、そこを走る列車で国を跨いで運行されている路線はこれまで殆どなかった。これを統一…

■ローカーボン電源400万キロワット分募集

経済産業省は温暖化ガスの排出削減対策を取った火力発電所や温暖化ガスを排出しない発電所が原則20年間にわたって固定収入を得られる制度を2023年度から始める。まず合計400万キロワットを対象に企業からの提案を集める方針だ。当面は排出量がゼロにならない…

■ニュージーランドの畜産と地球温暖化

ニュージーランドの主要な産業は畜産であり、飼育されている牛の数は多い。それも広い牧草地に放牧されていることが多く、牛は肉牛向けが主になっている。ところが、これがニュージーランドが示している地球温暖化ガスの削減目標から見て大きな問題になって…

■電気自動車 充電と電池交換

電気自動車がまだほとんど普及していなかった頃、蓄電池の電気が少なくなったら、所定の場所に行けば、蓄電池を自動で交換してくれる設備を開発した事業者のことが報じられていたのを覚えている。電気自動車が世界的に普及し、充電設備も普及してきているが…

■ホンダがグリーン航空燃料製造

ホンダが二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に減らせる航空燃料「SAF」(Sustainable Air Fuel:持続可能な航空機用燃料)の製造に乗り出すことがわかったと報じられている。それも、藻類を培養するようだが、大量の培養設備なり水設備が必要となる。そ…

■マイナンバーカード

自分はマイナンバーカードが発行されてすぐに手続きして入手した。これがあれば、確定申告もオンラインでやりやすくなっている。しかし、連れ合いは「いらない」と頑固に主張する。自分のプライバシーが関係する物を身の回りに置きたくないからのようだ。市…

■マイナンバーカード

自分はマイナンバーカードが発行されてすぐに手続きして入手した。これがあれば、確定申告もオンラインでやりやすくなっている。しかし、連れ合いは「いらない」と頑固に主張する。自分のプライバシーが関係する物を身の回りに置きたくないからのようだ。市…

■電子翻訳

少し前から、英文のウエブページを開くと、このページを翻訳しますか、という表示が出るようになった。このようなサービスを申し込んだ覚えはないから、AIを使った無料の翻訳をしてくれるのかもしれない。これまで、うるさい感じがするので、すぐ消してしま…

■ホンダが水素事業拡大

ホンダが水素事業を拡大するとプレス発表したのだが、これまでホンダが燃料電池などを開発実装しているとは知らなかった。発表の最初に書いているのは、「カーボンニュートラル社会の実現に向け、製品の電動化の促進のみならず、エネルギーキャリアとしての…

■ホンダが水素事業拡大

ホンダが水素事業を拡大するとプレス発表したのだが、これまでホンダが燃料電池などを開発実装しているとは知らなかった。発表の最初に書いているのは、「カーボンニュートラル社会の実現に向け、製品の電動化の促進のみならず、エネルギーキャリアとしての…

■揚水発電維持を国が支援

経済産業省はポンプでくみ上げた水で発電する揚水発電所の維持や更新を支援すると報じられている。水力発電は、高いところにあるダムの水を、大きなパイプで下に流し、その力でタービンを回して発電するが、その落下した水の一部を小さなダムに貯めておいて…

■インドネシアと石炭

石炭の産出国であるインドネシアは今年、6億9千500万トンの石炭を生産し、その大部分となる5億1千800万トンを輸出する計画のようだ。この数字は過去最大となる。2022年の石炭生産量は6億8千700万トン。輸出量は4億9千400万トンだった。その年の生産目標は6…