2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日のブログにコメントをいただきました。 『まったく日本政府の国民生活との感覚のずれは目に余るものですね。』ということですが、一般市民と政府の間の信頼感がどん底にあるような感じがします。しかし、市民の側もまだお上頼り、そして、文句だけはいう…
昨日太陽光発電は大型をどんと建てるのではなく、屋根の上や駐車場に屋根をつけてその上に作るべきだと述べたことに関して、興味ある、また驚きのコメントが友人のdaiさんから寄せられた。それは、「商業施設の関係者に聞いたところ、駐車場に太陽電池で屋根…
関西電力が堺に1万キロワットの太陽光発電を建設すると発表した。いままで国の研究資金を使ってメガワット(1,000キロワット)クラスの太陽光発電の設置が、電力供給系統にどのような影響を与えるかの試験が行われてきたが、その規模をはるかに超えるものを…
1キロワットクラスの家庭用燃料電池が国の支援による実証試験段階を終えて、商品として市場に出るのを来年に控えて、関連業界が愛称を「エネファーム(ENE・FARM)」に統一するということだ。いままで東京ガスが「ライフエル」という名前で一種のリース販売を…
マツダが水素を燃料にするロータリーエンジン(RE)車を発表し、国土交通省の認定も受けて一般道路を走れるようになった。世界で唯一量産するRE車はかって、「ガソリンがぶ飲み車」と酷評され、開発中止寸前まで追い込まれた歴史を持つ。REは一般的なレシプ…
電力事業者は、販売する電力の一定割合を再生可能エネルギー起源の電力にする義務を政府によって課されている。7月に開催される洞爺湖サミットを目前に控えて、24日に開催された総合資源エネルギー調査会の新エネルギー部会は「新エネルギーモデル国家の構築…
一昨日の日記にコメントをいただいた。不公平感が出ることに賛同して貰い、発電量に応じた額を貰えるようにとのご意見もいただいた。そのとおりだと思う。 いままで日本政府がやってきたことは、太陽電池の利用者ではなしに、電池メーカーの販売促進をし、か…
最近の新聞で電気自動車の商品化に関する記事が多いように思う。中でも三菱自動車はその開発を昔から続けてきたために、少し先を走っているようだ。トヨタはプラグイン・ハイブリッド車に力を入れているが、近い将来これも多分電気自動車機能の方が実際には…
今日の日経新聞1面トップに、経産省が太陽光発電を本格的に普及させるため、家庭向けに補助金制度や優遇税制を検討するとし、今後3〜5年間で住宅用発電システムの価格を半額にする目標を示したと出ている。現在の価格は一戸あたり230万円ほどとのこと。2…
ガソリン価格が高止まりしている。暫定税率に関わる法律の期限切れでわずかの間下がったが、元に戻り、レギュラーでリッターあたり170円を超えている。これに関する報道の印象では、日本だけが高い税率をかけていて、ドライバーが困らされているという感じに…
燃料高騰のため、出漁すれば必ず赤字になるからイカ釣船が全くk漁に出ず、市場から生イカが姿を消しつつあるという報道があった。これはイカだけに止まらないだろう。日本の国内産の魚は、海外からの輸入魚の価格に負けているために、日本の漁業自体が成り立…
日中で両国の境目に広がる海底にある天然ガス田の開発を共同で行うことが何とか合意されたようだ。内容にはまだ不透明なところがあるものの、一応の共同歩調がとれるようになったことは結構なことだ。しかし、今後もナショナリズムを反映した駆け引きが行わ…
日中で両国の境目に広がる海底にある天然ガス田の開発を共同で行うことが何とか合意されたようだ。内容にはまだ不透明なところがあるものの、一応の共同歩調がとれるようになったことは結構なことだ。しかし、今後もナショナリズムを反映した駆け引きが行わ…
今朝の日経新聞によると、フランス政府は2020年末以降に建設する全ての建物に太陽光発電など再生可能エネルギーによる発電装置の設置を義務づけるほか、同年を目途に石油、石炭など化石燃料の発電向け使用を事実上ゼロにするそうだ。洞爺湖サミットを前にし…
家を新築する知り合いから太陽熱給湯器について相談を受けている。若い世代にはすでに過去の歴史になっている石油ショックの後、屋根の上にお湯を貯めるタンクが一体となった太陽熱給湯器が爆発的に売れた。それが販売事業者のスキャンダルなどがあったりし…
住友電工が13日に超電導モーターを使った電気自動車の試作品を公開した。世界初だそうだ。超電導は、金属を一定温度以下に冷やしたときに電気抵抗がゼロになる現象で、昔は液体ヘリウムを使ったマイナス270度ほどでないと超電導にならず、そこまで温度を下げ…
この大地震で命を落とされた皆さんのご冥福を祈ります。また、重傷を負われた方が元の健康を取り戻されますように。 山が大きく崩れている映像を見て息を呑んだ。最初は新しく露出した地肌だとは思えなかった。しかし、道路が落ち込んでいるのを見て、山が破…
世界歴史都市会議が2010年に奈良市で開催されることが決まったようだ。 トルコのコンヤ市で開かれた世界歴史都市連盟の理事会で全会一致の承認を得ている。藤原 昭奈良市長が自らこの会議に出席してプレゼンテーションも行って誘致活動をしたようで、平城遷…
久しぶりの快晴。環境政策のリサーチプロジェクトをしている修士学生の指導日で関学の三田キャンパスへ出かけた。 大学の前でバスを降りると明るい太陽に輝く緑が目に飛び込んできた。綺麗に整ったデザインのキャンパスだ。しかし、自分にはあまりに整いすぎ…
グリーン電力証書を購入することによって、自然エネルギーによって発電した電力を使ったとみなす制度が拡大定着してきた。これを政府が太陽電池への適用を拡大しようと検討していると報じられている。 もう一つ、新たにグリーン熱証書という制度を作ろうと検…
電線総合技術センター(JECTEC、関井康雄会長)は、省エネルギーへの努力義務があるすべての第1・2種エネルギー管理指定工場の屋内配線の導体サイズを約2倍にすれば、京都議定書基準年(90年度)の温室効果ガス排出量の0・66%に当たる年間8…
燃料電池開発情報センターのウエブで最新情報が出されたので通読していたら、横浜国立大学の太田教授が白金ではない素材を使った触媒を開発したと出ていた。部分酸化したタンタル炭窒化物(TaCNO)とカーボンブラックなどの導電材を混合したもので、高い出力…
6月7日に書いたものに、実際に静岡県東伊豆町の町営風力発電所で管理をしておられる方からコメントをいただいた。驚いたことにこの発電所のウエブサイトを訪問してみると、運用開始からの運転実績とそれを裏付ける予算、決算がすべて掲載されている。自然エ…
気象庁によると、中国大陸から日本に飛来する黄砂が、今春は2000年代で最小となり、記録的に少なかったそうだ。日本列島に黄砂をもたらす西風が南下せず、日本より北に黄砂を運んだ可能性が高いと見られている。 自分の感じでは、今年の黄砂は例年より多いと…
今日は昼過ぎに家を出て上本町まで出かけた。自分も会員である自然エネルギー市民の会の第4回通常総会に参加するのに加えて、その後で開催された風力発電講演会の話しを聞くためだ。総会自体は予め資料なども貰っていたから、この講演会がなければ委任状だけ…
これまでにも書いたことだが、エネルギー効率を上げるのにこれから膜の利用が拡大するだろう。たとえば、固体高分子型燃料電池の一番中心にある電解質膜の性能次第で発電効率が変わるし、寿命も影響を受ける。海水から淡水を作るのにも、以前は蒸留水を作っ…
今日の日経新聞に一面広告を東芝が出している。内容は、地球環境のために、東芝は一般白熱電球の製造を中止します、というものだ。そこで案内しているのは、前にもここで書いたことがあるが、東芝は2010年を目途に、年間約4000万個製造している一般白熱電球…
顧問として週二回出勤している会社がパソコンを全部新しくした。いままでWindows XPだったのが、Vistaに変わったが、企業としてVistaを使うのは早いほうではないか。それは別にして、モニターが20インチ横長の液晶に変わったのは自分にとって極めて快適な環…
アラブ首長国連邦(UAE)の政府系機関であるアブダビ未来エネルギー公社は、太陽電池製造装置最大手の米アプライド・マテリアルズ(AMAT)の技術を導入し、シリコン薄膜太陽電池の量産に乗り出すと電気新聞が報道しているのを読んだ。中東諸国では最…
今朝の日経新聞には驚いた。郵便事業会社が2万2千台の保有全車両を今年度から順次電気自動車に取り替えると報じられたからだ。環境問題への対応もあるが、ガソリン価格の急上昇によって、長期的には引きあうと判断したのだろう。全国の主な郵便局に電気自動…