効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大和郡山市が上げた大きな成果

昨年12月2日に書いたブログに大和郡山市が対応されたいきさつを12月10日に書いた。奈良新聞からこの件で取材があったときには最初何を題材にしているか分からなかったほど前のことだ。 同市は市役所庁舎蛍光灯器具を高効率のものに取り替えたのだが、予想し…

IRENA(国際自然エネルギー機関)

友人である飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)から緊急のメールを受けた。IRENA(国際自然エネルギー機関)の本部の設置場所が今週には決定されるそうだが、本部事務局がアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビになるかもしれない恐れが出てきたという…

新しいテレビが

わが家のテレビがついに壊れたことは一昨日に書いた。電気店で各社のカタログを貰って調べたが、結局夫婦連れだって実物を見て決めざるを得ない。壊れたテレビは21インチだった。同じ買い換えるなら少しは大きなものにしようと自分は思ったが、連れ合いはあ…

米国の温暖化対応

米国下院が26日、地球温暖化ガスの削減目標を設定し、排出量取引制度の導入を盛り込んだ温暖化対策法案を賛成多数で可決した。ワックスマン・マーキー法案(クリーンエネルギー・安全保障法案)だが、採決の結果は賛成219、反対212の小差だったとはいえ、そ…

自宅のテレビが故障

2〜3日前、テレビニュースを見ていたら、突然画面の縦が半分になり、残りの半分には沢山の縞が乱れ飛んだ。97年製の古いブラウン管テレビだから、これは電子ビームを制御するフライバックトランスがやられたなと思った。画面からは何も分からないので、仕方…

昨日の話題にコメントが

takuya さんから次のようなコメントをいただいた。 『燃料電池自動車は、水素ステーションのネットワークが鍵である事は確かですね。これについては、業界団体のFCCJから意見を取り纏めて政府にも提示していると思います。それによると、先ずは水素ステーシ…

燃料電池自動車

トヨタ自動車が株主総会で、株主からの質問に2015年に燃料電池自動車を市場に出すという回答をしたと報じられている。しかし、本当にトヨタは燃料電池自動車を商品化するつもりだろうか。 燃料電池自動車が最初構想されたとき、アメリカではガソリンを水素に…

スマートグリッド

最近新聞などに「スマートグリッド」がよく論じられるようになった。特に、オバマ大統領が景気の下支えも兼ねた政策として、110億ドルという巨額の予算を米国の送配電網をスマートグリッド化させようとしたことがきっかけのようだ。賢い送配電網という意味だ…

LED電球の価格競争

白熱型のLED電球が市場に出始めてからまだ日も浅いが、価格競争が激しくなったようだ。東芝は照明分野での大御所だが、いままで照明とは関係が浅かったシャープが、白熱電球型のLEDを4千円で販売すると知って、それまで白熱電球の40ワットから60ワットタイプ…

家庭用太陽光発電の電力会社による買い取り

昨晩NHKのテレビで、地球温暖化対応施策として日本が二酸化炭素排出を2005年に比較して15%削減することの妥当性について視聴者参加の討論会を見ていた。その中で、家庭用の太陽光発電について、自家消費を超えて発電した余剰電力を電力会社に強制的に高く、…

植物性材料の断熱材

ここ一週間運動をする機会がなく、外出して歩いたのも木曜日に大学のある三田まで行っただけだった。書類や資料類を眺めてばかりいたら頭が重くなったので、歩いて15分ほどの距離にあるコンビニまで往復。ここで支払える振込があったからだ。帰ってきたら夕…

急増する世界の風力発電

米調査会社のNextGenリサーチは、風力の導入が今後も急速に伸びていくと予測した調査リポートをまとめた。景気後退で09年はやや停滞するが、中国での再生可能エネルギー拡大や各国政府の政策で、10年には導入が大幅に回復するだろうとしている。 …

質問をいただいて

『数日前に廃棄物に関係する業者から聞いたことですが、木質廃材が取り合いになっていて、おまけにこの不景気で廃材が以前のように大量に出ないこともあり困っているーとのことですが、これはバイオマスと関連があるのでしょうか?』という質問を昨日の記述…

ドイツのバイオ化学原料

再生可能エネルギーの利用促進についてドイツが先進的だということはよく知られている。石炭の使用がまだ多いし、石油や天然ガスについては海外からの輸入に大きく依存しているために、地球温暖化対応としてCO2排出削減のためとエネルギー安全保障両方の目的…

鳥取ガスについて

因幡写楽さんが、鳥取ガスについてお書きになった内容をコメントの形で送ってくださった。昨年12月11日にこちらが書いたことを引用してくださっている。そして、地方ガス事業として先進性を見せている鳥取ガスが、鳥取市内で農業を始めたことを教えて貰…

エコポイント

政府が主目的としては低迷する消費の底上げをするために考案した「エコポイント制度」がやっと本格的に動き始めたようだ。当初どのような家電製品がどのようなポイントが得られるかもはっきりしないまま制度が始まった感じであったが、対象となる高効率家電…

無線LAN

我が家には無線LANを設置しているので、どの部屋へ行ってもパソコンを使ってインターネットを利用したりメールを読んだりが自由にできる、と昨日まで思っていた。この無線LANの発信器は長男が数年前にプレゼントしてくれたものだ。それまでは、パソコンで仕…

大型電池10秒で充電

川崎重工が産業技術総合研究所と共同で、充電時間が10秒以内で済むニッケル水素蓄電池を開発したと発表している。極細の炭素繊維を特殊処理した電極を使うなど従来と構造を一新して、充電時間が従来の10分から60分の一になっている。電車やバスなど大型の車…

石炭火力からの二酸化炭素除去

三菱重工が石炭を燃料に使う火力発電所から、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を大幅に抑えることのできる次世代型の石炭火力発電所をオーストラリアに建設する。発電能力は53万キロワットというから、規模としては実用的になるものだ。近くオースト…

地球温暖化ガス排出量削減目標

麻生さんが頑張って1%上乗せさせた数字として、日本が目標とする地球温暖化ガス排出削減目標として2020年に2005年比で15%引き下げるとする方針が決定したと報じられた。京都議定書で日本に課された達成義務量として1990年比6%減という数字には、植林をし…

ビルの地下に熱を貯める(NREL情報)

米国のコロラド州ボールダーにある国立再生可能エネルギー研究所が新しく研究棟を建設しているが、この地下には外から取り入れた空気が分厚いコンクリート層の中をぐるぐる回ってまた外へ出るような迷路が組み込まれている。これは外気の熱をコンクリートの…

電力業界の太陽電池設置計画

次のように報道されている。『電力業界の大規模太陽光発電(メガソーラー)計画が具体化してきた。中国電力が4日、広島県福山市に3千キロワットのメガソーラーを建設する計画を発表。これにより、検討中の沖縄を除く電力9社の当面のメガソーラー計画16…

コメントをいただいて

5月15日に書いたことの内容について『ガスの専門家の観点から言えば、水素と酸素の混合ガスの液化は法律違反です。日本ではやってはいけません。』というコメントをいただいた。 題目は水素・酸素ガスの液化、というものだった。日本のメーカーが水を電気分…

市民出資の風力発電建設プロジェクト

今日午後から大阪市内、難波で石川県輪島市で進行中の風力発電建設プロジェクトの説明会があったので出かけた。これは、1基2000キロワットのものを10基で2万キロワットの発電設備を建設するにあたり、政府補助や銀行融資に加えて、市民からの出資をつのって…

電気自動車にコメントをいただいて

招かれざる人からコメントをいただいた。 『かなり昔カーデザイナーをしていた頃、D社ではいち早くバッテリーカーを試作をしていたがその車両を運転したことがあった、その出足は鋭く静かだったことが印象的ではあったがー床下のバッテリーの大きさと重さは…

電気自動車

三菱自動車が電気自動車「i-MiEV」を7月下旬から発売すると発表している。税込み車両価格は459万9千円。政府の購入補助金が139万円をあるから、実質320万円。大人4人が乗れて、一回の充電で160kmできるというから、実用的に使えるだろう。しかし、夏にクーラ…

米国の太陽光発電促進策

再生可能エネルギー関連のネットで貰った情報だが、米国東北部のバーモント州で再生可能エネルギーに対する固定価格買取制度(フィードインタリフ)が州議会で可決されたそうだ。いま連邦政府でも促進に予算を投入しているが、各州で独自の施策を打っている…

アブダビに1万キロワット太陽光発電

中東のアブダビは、持続可能なエネルギー社会を生み出すプロジェクトを開始していて、アブダビ未来エネルギー社を設立した。これはマスダー(Masdar)と命名されている。ここが公式に発表したところによると、このほど1万キロワットの太陽光発電を完成させ、…

燃料電池がなくなっても

我が家で2年間稼働していた燃料電池の実証機が撤去されてから1週間が経った。しかし、まだその時の生活習性が残っている。これがある時には、いつも現在の電力消費量が表示板に示されていた。そして同時に、現在給湯層の中にお湯がどの程度溜まっているかも…

昨日の子どもの遊びにコメントをいただいて

昨日の日記に、招かれざる人からコメントをいただいた。 『我が町の小学校も昔は2千人の児童が居て、昼時には我々児童らの声で満ち溢れていたのに、今では一クラス30人程で一学年2クラス程度らしく全校生徒300〜400人に落ち込んでいるとのこと。今は自分も含…