効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ニューヨーク州、2035年までにガソリン車販売禁止へ

■米国東部のニューヨーク州は29日、2035年までにガソリン乗用車の販売を禁止する方針を明らかにしたと報じられている。西部カリフォルニア州の環境当局も35年までにガソリンのみで駆動する新車の販売を禁止する規制案を8月に決定している。米国では東部、西…

ニューヨーク州、2035年までにガソリン車販売禁止へ

■米国東部のニューヨーク州は29日、2035年までにガソリン乗用車の販売を禁止する方針を明らかにしたと報じられている。西部カリフォルニア州の環境当局も35年までにガソリンのみで駆動する新車の販売を禁止する規制案を8月に決定している。米国では東部、西…

■「ノルドストリーム」で損傷・ガス漏洩

ロシアからドイツに天然ガスを供給している2本の大規模導管に、原因不明の損傷が3カ所発生したようだ。写真で見ると、かなりの量のガスが海中に漏洩している。この漏洩は導管のガス圧が海底の圧力と均衡するまで続くから、地球温暖化効果の高いメタンが大気…

■北海道に大規模陸上風力発電

日本で陸上風力発電を建設する土地に余裕があるのは北海道だけだと思っていたが、今日の報道記事で、豊田通商が2023年に国内最大級の陸上風力発電設備を稼働させることを知り、矢張りと思った。発電能力は原子力発電所半基分に相当する54万キロワットで道内…

■北海道に大規模陸上風力発電

日本で陸上風力発電を建設する土地に余裕があるのは北海道だけだと思っていたが、今日の報道記事で、豊田通商が2023年に国内最大級の陸上風力発電設備を稼働させることを知り、矢張りと思った。発電能力は原子力発電所半基分に相当する54万キロワットで道内…

■安倍元首相の国葬

今日午後2時から日本武道館で、安倍元首相の国葬が行われた。参加者4千人と報じられていたが、冒頭の岸田葬儀委員長・総理大臣の弔辞に始まり、各団体組織の代表の弔辞が延々と続き、それに続いてさらに献花が行われた。始まってから2時間以上経っても終わら…

■教員の採用が難しい現状

報道によると、1970年代の第2次ベビーブームを受けて採用されたベテランの大量退職や小学校の35人学級の拡大により、必要な教員数は多くの自治体で増えているが、教員採用試験の受験者数は減少しており、競争倍率が下がり続けているということだ。教員離れの…

■シャワーヘッドの水量

水が豊富に手に入る日本では、風呂の水量を気にすることはあっても、シャワーの水量を絞ることを意識することは余りないだろう。だが、常に水不足に悩むカリフォルニア州では、シャワーヘッドの通過量に上限を設け、一分の流量が最大1.8ガロン(約7リットル…

■アンモニアの製造コスト急減

アンモニアは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さないため、世界的な脱炭素化を背景にクリーンな燃料としての活用に期待が高まっている。アンモニアを燃料にした発電は既存の火力発電の設備を流用しやすい利点もある。現在のアンモニア製造は、20世紀初頭に開発…

■使用済み核燃料の貯蔵限界

日経エネルギーNextに拠ると、原発再稼働、新設が政府のエネルギー政策の方向になっているが、電力需給ひっ迫を克服するために原子力発電所17基を再稼働すると、そこから出る使用済み核燃料の貯蔵庫が満杯になり、稼働を続けることが出来なくなるということ…

■カーボンニュートラルにお祭りも貢献

日本各地で開催されるお祭り。その中でも有名なのが青森のねぶた祭。このお祭りもCovid-19のために2年間開催されなかったが,今年は8月2~7日に無事行われた。ねぶた祭には、幾つも繰り出される山車には各種の伝説を象った映像が映し出される。当然この照明に…

■水力発電

いま世界各地で水が地球温暖化の影響を受けている。中国は水力発電が主要な発電設備だが、干魃によって水が不足し、電力供給に影響が出ている。フランスでは河の水の温度が上がったために、原子力発電所の運用に影響が出ている。原子炉の冷却に河の水を使っ…

■ネットゼロを具体的に見せる

最近、事業活動から排出される炭酸ガスの排出量を減らすという方針を示す企業が急増している。だが、その計画がどのような形で環境対応の成果を出すのかを具体的に示すところは案外少ないと思っていた。だが、昔は奈良に本社があったDMG森精機(グローバル本…

■オンライン36会

午後2時から毎月一回開催の会社同期入社の有志がZoomでオンラインミーティング。台風の最中になるかと思っていたが、まだ天候は穏やかだった。今回初めて参加の会員が、参加の方法が分からず、かなりの時間をかけて開催。 2時間を超えてしまい疲れたが、自分…

■バナジウム・フローバッテリー

The Straits Timesがシンガポールを書いた記事で知ったが、蓄電容量の大きいバナジウム・フローバッテリーが設置されるようだ。バッテリーと言えばリチウムイオン電池だけのように思われるが、この記事によると、リチウムイオン電池の寿命は10年に満たないが…

■グリーン水素の生産

化石燃料から水素を製造するのは昔から行われていて、大きな事業として育ってきた。水素を燃料に使えば炭酸ガスは排出しないが、その水素の製造過程で炭酸ガスが排出されれば,気候変動の原因となる。そのため、今、自然エネルギーを使って発電した電力で水素…

■植物由来の航空機燃料

電気自動車が急速に普及しつつあるが、それでも今後10年ほどはガソリンや重油を燃料とする自動車の時代が続くだろう。自動車からの炭酸ガス排出量は次第に減るとはいえ、気候変動を左右する存在であることには変わりはない。航空機の燃料も同じことが言える…

■オゾン

地球の上空にはオゾン層があり、そのお陰で人間は紫外線の直撃を受けなくて済んでいるそうだ。酸素分子3つが接合してできているが、不安定な化合物ですぐに壊れて酸素に戻る。そのうちの一つの酸素原子が近くにあるウイルスや菌など別の物質と強く結び付くこ…

■スマートメーターのデータ活用

やっと始まったかという感のある記事が報じられている。東芝子会社の東芝エネルギーシステムズは電力データを使った企業向けサービスの向上を狙う。2023年度にも次世代電力計(スマートメーター)のデータを第三者が扱える制度の実用が見込まれるというもの…

■ウクライナ・ザポロジエ原発の危機

ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムのコティン総裁は、南部ザポロジエ原子力発電所について、稼働停止後も冷却状態を維持しなくてはならず「冷却が滞れば事故につながる」と取材に説明したようだ。現在も砲弾が爆発している状況では、いつ原子炉を冷却…

■電気自動車の充電設備を新設住宅にー英国

英国政府は、新設住宅には全て電気自動車の充電設備を取り付けさせようとしている。それに対し、住宅建設事業者は、充電設備のコストが高いから、義務づけはしないようにとの陳情を政府に対して行っているらしい。今後の自動車は全て電気自動車にするべきだ…

■英国の次世代原発開発に日本も参加

英国で次世代原発の開発プロジェクトが幾つかの国でチームを作って実施されようとしている。それに参加する国の一つに日本が入っている。完成は2030年代を目指している。日本は開発の最初の段階である反応炉と発電システムの構築に参画するようだ。英国政府…

■フローバッテリー

シャープは2022年8月24日、大規模な電力貯蔵に向くという「フロー型亜鉛空気電池」を用いた蓄エネルギー技術の開発を開始したと発表した。フローバッテリーは、電解質膜の両側を同じ素材だが電位の違う溶液を流して、蓄電・放電をするものだが、自分が知って…

■エリザベス女王ご逝去

つい数日前のニュースで、英国の女王エリザベス二世が、ロンドンのバッキンガム宮殿からスコットランドの静養先であるバルモラル城に出発される映像を見たところだったのに、今日のニュースで、昨日96歳で亡くなられたと知り驚いた。在位70年7カ月は歴代の同…

■エリザベス女王ご逝去

つい数日前のニュースで、英国の女王エリザベス二世が、ロンドンのバッキンガム宮殿からスコットランドの静養先であるバルモラル城に出発される映像を見たところだったのに、今日のニュースで、昨日96歳で亡くなられたと知り驚いた。在位70年7カ月は歴代の同…

■NTTが水素輸送の試み

通信大手のNTTが、既存の地下設置のパイプで水素を輸送する試みを始めるようだ。当然だが、通信線がこのパイプには入っている。産業技術総合研究所と豊田通商とタイアップしたプロジェクトで、大量の水素を安全に導管供給する手法を見出そうとするものだ。こ…

■発電と水素製造ができる太陽光発電素子

産業技術総合研究所と甲南大学の研究チームは太陽光から電気と水素の両方を効率良く作り出せる薄膜材料を開発したと報じられている。薄膜系だから建物の形に合わせた設置も出来るのだろうが、発生する水素を貯めておいて、必要な時に燃料電池などで発電させ…

■英国に3人目の女性首相 

英与党の保守党は5日、ジョンソン首相の後任を選ぶ党首選の結果、リズ・トラス外相(47)を新党首に選んだ。6日にエリザベス女王の任命を受けて、正式に首相に就任する。英国の女性首相として3人目となる。一般の保守党員による投票でトラス氏が約57%の8万13…

■長径間向け架空送電線の導電率向上

何度も言うように、日本は幾つかの島で成り立っている。島単位で送配電を行うことも出来ない話ではないが、発電所を建設できる場所にも制約があるために、島単位の電力事業には無駄が生まれやすい。それを解消する為もあって、各島の間が高圧送電線で結ばれ…

■ジェット燃料の脱炭素

大型旅客機にしろ貨物機にしろ、飛行機を飛ばすのには大量のジェット燃料が必要なのは感覚的にも理解できる。その燃料がこれまでは石油由来のものだったのは当然だが、そこから排出される地球温暖化ガスである炭酸ガスの量は膨大となる。これを削減するため…