効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■自律型移動ロボット向けインターフェース

 NEDOからの情報に拠れば、「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」を実施しており、NEDO東芝は自律型移動ロボットと運行管理システムを接続するためのインターフェースAMR-IF(Autonomous Mobile Robot Interface)の仕様を策定したと報じている。AMR-IFに準拠した操作端末(GUI)ソフトウェアのサンプルをオープンソースソフトウェアとして、公開したとのことだ。本ソフトウェアを活用することで、メーカーや種類が異なる複数の移動ロボットを、共通のシステムで運用でき、ロボット未活用領域でのロボットの普及や低コスト化が期待できる。製造・物流現場や公共施設内での、搬送や警備、清掃などさまざまな業務で、自律型移動ロボットが普及しつつあるが、現状では、これらの移動ロボットでは、各メーカーが上位システムの運行管理システムを開発し、独自のインターフェースで移動ロボットと接続している。そのため、メーカーの異なる移動ロボットを新たに導入する際には、運行管理システムを開発しなおす必要があり、また、複数メーカー、複数種類の移動ロボットを同じ運行管理システムに接続することができない。

 今回発表されたAMR-IFを利用すれば、メーカーや種類が異なる複数の移動ロボットを共通のシステムで運用することが可能となり、ロボット未活用領域でのロボットの普及や低コスト化が期待できる。ロボットというと何となく人の形をしたものを思い浮かべるが、自動化された倉庫などで稼働しているものは、車に物を取り出すアームのついたもので、これまで人が探して特定して取り出し、所定の場所にまではこぶものが普通で、人の形はしていない。同様に、農業ロボットがこれからさらに複雑な作業を人間に代わってしてくれるだろう。その時に、違ったメーカーの物が同時に使えれば、それぞれに特徴があるのを生かした農作業ができることになる。

 これからの人手不足に対応するためにロボットがいろいろな分野で採用されるだろうが、中でも農業向けのものがこれからは重要になると思う。果物や野菜の熟度を判断した上で、もっとも商品価値のある物を採取しなければならないが、これまで人間が判断していた熟度判定の規準をデータ化してロボットに組み込めば、おそらく人間をはるかに上回る生産性を生み出すに違いない。工場などの作業よりも、農作業にロボットの実用化が進めば、海外からの労働力に依存する度合も少なくなるだろう。

 

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