効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

LED電球の価格競争

白熱型のLED電球が市場に出始めてからまだ日も浅いが、価格競争が激しくなったようだ。東芝は照明分野での大御所だが、いままで照明とは関係が浅かったシャープが、白熱電球型のLEDを4千円で販売すると知って、それまで白熱電球の40ワットから60ワットタイプのものが1万5百円であった定価を5千円に引き下げたと報道されている。業務用についてはこのような一個売りの価格はあまり問題にならないが、これから家庭に普及が促進されると予想されるLED電球については、性能が同じ程度であれば後は価格が決め手となる。5千円くらいならば自分でも一度買い込んで試験してみたい。しかし、おそらくまだ減光装置に対応していないだろうから、それがいつ頃出るかも確かめてみたい。
日本の住宅では部屋の真ん中に照明が一つだけあるのが主流だが、次第にスタンド型のものを周辺に配置したり、壁に小さな明かりを取り付けたりするデザインも好まれるようになっている。音楽を聴く時などは、部屋が少し暗いほうが好ましい。自宅ではスピーカーのある部屋は減光装置を使っているためにいままで蛍光灯は使えなかった。また、サイドテーブルのスタンドも同じことで、減光できるようにしてある。
昨日はキャンドルナイトの初日だと聞いて、夜8時過ぎには食卓の上の天井にある照明を消してローソクを点けた。3つほどのローソクだったが、テーブルの上に置いたために、お皿の中にあるものがはっきり見えなくなってしまい、これは確実に味に影響した。やはり食卓より高い位置に1〜2本ローソクがなければ、食事には向いていないことが分かった。欧米は昔から椅子に座って食事したはずだから、テーブルの上よりも高さのある燭台からの明かりを使ったのだろうと思った。そして、昔パリのエッフェル塔の中段にあった真っ暗な中で、テーブルだけ弱い明かりを当ててサービスするレストランへ行ったことを思いだした。日本のレストランが明るすぎるなとも思った。