効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

またも自転車について

昨日のブログにコメントをいただきました。 『まったく日本政府の国民生活との感覚のずれは目に余るものですね。』ということですが、一般市民と政府の間の信頼感がどん底にあるような感じがします。しかし、市民の側もまだお上頼り、そして、文句だけはいうという無責任姿勢も問題かなとも思っています。自分はどうだと言われると、もじもじしなければならないのですが。
今日も本町から難波まで歩きました。いつもは御堂筋の歩道を歩く時に見る自転車だけが気になり、また、歩道を走る自転車の傍若無人ぶりに腹を立てていたのですが、基本的には何とか自転車が大阪市内の主たる乗り物にならないかと期待しているのです。
今日はたまたま脇道を歩いたのですが、そこにびっしりと並ぶ自転車に驚かされました。これを怪しからんと見ることもできますが、これだけの人が心斎橋周辺に自転車で来ているのだという事実の証明ですから、これを追放するのではなく、街と一体化してデザインの一部に取り込めないかなと思った次第です。乱雑に置いてあるというのとは少し違う印象です。細い道路であるだけに、歩くスペースも残しながら、自動車の邪魔にもならないように並べてあります。だからすき間なく一列に並べた景色は、少しは美しさも感じたほどです。もしこれをそのまま上に持ち上げたら、都市空間の有効利用となり、しかも、電線が入り乱れているのよりも美観の損傷にはならないだろうと思います。自転車を都市の景観の一部に取り込むことができる都市デザイナーが出てほしいものです。特に御堂筋界隈に。大阪市の中心部は高低差が少なくて自転車で移動するのに向いています。貸し自転車の利用もありますが、好きな自転車を持ち込む人も満足できる方法はないでしょうか。
問題は目的地のすぐ近くに置きたくなるのが自転車だということでしょう。それもある程度叶えるアイデアはないものでしょうか。横ではなく縦の空間を自転車置き場としてデザインできないでしょうか。