効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■病院のデジタル化

今日は奈良県総合医療センターでのほぼ月一回の定期検診。足弱になっている連れ合いも一緒にだから、タクシーで。彼女が普通に歩けるのなら、バス停まで7~8分歩けば、学園前で病院行きのバスに乗れば、どちらも障害者手帳を貰っているので無料で行ける。歩けなければ車で、が普通だが、もう車は処分してしまったので、タクシー以外に選択の余地がない。片道3千円ほどかかるが、確定申告で還付されるかどうかは分からない。楽には楽だけど、呼んだタクシーがいつ来るかも気になって落ち着かない。

病院の入口には手の消毒用噴霧器と、顔を近づけると体温が表示されて、高体温でなければ、どうぞお入りくださいとなる。その後、診察券を挿入する装置があり、すぐに予約の内容が表示され、小さな弁当箱ほどの受信機がその装置から出てくる。その後は院内であればどこに居ても良い。普通の病院では、診療科の近くで名前が呼ばれるのを待つのだが、この病院では広い待合室があって、診療時間が来るまでそこでどのように時間を使っても良い。かなりの広さなので、今日は日頃の運動不足を補うために、壁添いに歩いて往復。今日はほぼ千歩。それが済むと、大きなテレビスクリーンに映されるNHKの番組を眺めることができるが、音声は出ず、文字に変えて出るのを読むことで内容は分かるようになっている。

総合病院だから多くの診療科があるが、その各科の担当医師毎に、患者の診療番号で出入りが表示され、自分の診療番号が出るのを待つことになる。今日は1時間もしないうちに弁当箱が振動・点滅し、診療科の近くに来るようにとの指示が出る。その辺りに行くと端末があり、それに弁当箱を接触させると、到着確認という表示が出る。数人が診療室の前に居るが、ブザーが鳴ると診察室に入ることになる。

診察室にはPCの端末があり、さっき受けた血液検査の内容が何行も表示されていて、担当医師はそれを見ながら、患者の診察をする。自分は心筋梗塞後12年目になるから、その後遺症が心配なのだが、脈を見ることはないし、聴診器を胸に当てられるのも滅多にない。問診で、食事の内容や、日頃の身体の調子を尋ねられはするが、何かの変調がなければ数分で診察は終わる。自分の場合、次回にはCTやエコー、レントゲン検査など受けることになったが、久しぶりだ。

後遺症が悪化していないからではあるが、呆気なく診察は終わる。その後は別の広い待合室で、診療費の支払いを端末の指示に従って行い、最後に処方箋をファクスでいつもお世話になっている薬局へ送って貰う。

今日は午前中の診察だったので、終了したのが昼過ぎ。院内の食堂で食事。レストラン形式だが、自分で飲食物をテーブルまで運ぶ。自分と連れ合いのオーダーする内容は異なるが、時間のずれは殆どない。

食事後はすぐバスの時刻表を見て、帰りのバスを待つが、今日は10分ほどの待ち時間で済んだのは有難い。

これが今日の病院の行程だった。次回は一月先。デジタル化した病院の患者の身体的負担は小さいことを実感する。

 

 

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