温暖化ガスの排出量が増えることによって,地球の気候が変動する、というのが当たり前に受け入れられる社会になってきた。人間の住む社会も全体としてその変動に対応するように動いている。とは言え、発展途上国の人達にとっては、先進国の活動が招いた結果によって起こった現象に対応せざるを得なくなるという大きな不公平も生み出している。
最近のカリフォルニア州で見られるような、洪水と干魃が共存するような気候条件が続けば、当然それに対応するような社会構造が生まれてくる。結果としてそれは、エネルギー効率の高い社会システムが構築されることになり、それを支える建物や移動体の効率も高くなる。これも一斉に変化するのではなく、局地的な変化が波及していくことによって実現していく。
これは人間社会だけではなく、生物社会全体で起きていることだと言える。地球の気候が変動するのは、地球の高齢化に伴う現象だと考えれば、それに対応せざるを得ない地球上の生物は、それを避けることは出来ず、避けられなかった生物は消滅するし、適応できたものは、増殖繁栄することになる。その増殖繁栄を生み出す生物体も、いずれは地球の気候変化に対応出来なくなって消滅する方向に向かい、いわば世代交代が地球上で繰り返されることになる。
月面に人が住めるようにしようという計画が具体化しつつあるが、これは一種の人類の生き延び策に通じるのかも知れない。この計画を推進している人達が認識しているかどうかは分からないが、いずれは人間が生きにくくなる環境となる地球への対応を探る行動となっているのかも知れない。
妙な解釈になってしまうが、不可避な地球環境の変化で、人間社会が適応できる地域が縮小する方向に向かっているのを、地球の外に快適環境を見つけようとしているのだと思っている。
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