効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

オランダで自転車専用道路で発電

昨年11月24日にここで記述したオランダの自転車道路に設置した太陽光発電設備が予想以上の成績を出しているそうだ。その記事を丸写しすると、「オランダの応用科学研究機関(TNO)などが開発した、太陽光発電する道路「SolaRoad」による実証が、順調に推移している。太陽光発電機能を持つ世界初の道路で、TNOが主導するコンソーシアムは6月、最新の発電状況を公開した。 SolaRoadは、自転車用の道路に、太陽電池セルを面状に並べた部材を敷き詰めたもの。長さ2.5m×3.5mのブロックを敷いて構成する。セルを厚さ1cmの強化ガラスで覆い、保護している。・・・アムステルダム近郊のクロメニー(Krommenie)付近にある自転車用道路で、約70mの実証設備の運用を2014年11月に開始した。実証試験の期間は3年間となっている。単位面積当たりの発電量に換算すると、年間平均で約70kWh/m2に相当する。この数値は、設計時に上限と想定していた値という。稼働後、約半年間という早期にこの値を実現できたことは、予想以上の成果だとしている。」ということだが、自転車の荷重にこれまで耐えていることを見ると、表面の防護がうまく行っているということだろう。これから日本で、自動車を効率的に走らせることに重点を置いた道路ばかりになっているのを見直す動きが出ている今、このようなプロジェクトが生まれないだろうか。自転車専用道路を新設したり、路面電車の復活をするのも良いが、何かあっというような企画がほしい。