今日10日午後、三男の車で奈良市役所での要件を済ませて帰宅したとき、猛烈な風雨が始まり、家の前に来ているのに車から出られない程になってしまった。これと同じ雨が九州地方を中心に続いているとすると、河川が溢れるようになるというのを実感させられた。
報道によると、停滞する梅雨前線に発達した雨雲が流れ込み、10日は九州北部や中国地方を中心に断続的に激しい雨が降った。福岡、佐賀、大分の各県で線状降水帯が発生し、河川の氾濫が相次いだ。気象庁は福岡県と大分県に大雨特別警報を出した。住宅に土砂が流入し、福岡県添田町で1人が死亡、同県久留米市では6人と連絡が取れなくなっている。
福岡県の地元消防によると、10日午前3時40分ごろ、同県添田町の住宅に土砂が流れ込み、高齢夫婦が閉じ込められていると119番があった。男女が発見され、女性の死亡が確認された。福岡県久留米市でも土砂災害が起きた。市によると、田主丸町で複数の家屋に土砂が流入し、計20人が巻き込まれた。このうち14人を救助したが、6人と連絡が取れていない。裏山が崩れたとみられ、消防が救助を進めている。
これほどの豪雨が継続するのは日本の歴史上でも初めてくらいの現象だろう。一方地球の他の地域では干魃が続いている。まさに地球の気候が異常になっていると理解できる。10日午前9時10分までの24時間降水量は福岡県添田町で418ミリと観測史上最多を記録した。同県久留米市で391ミリ、佐賀県鳥栖市で303ミリ、大分県中津市で280ミリに達した。11日午前6時までの24時間に予想される雨量は多いところで九州北部(山口県含む)200ミリ、中国100ミリ、東海、北陸、東北80ミリ。その後、12日午前6時までの24時間雨量は東北、北陸50~100ミリ、東海、中国、九州北部およそ50ミリとなっている。
自宅は高台の頂上にあるために、豪雨であっても洪水の心配もないし、崖崩れも起こりようがない。幸いだということを実感している。だが、奈良県全体で見ると、同じことが起こる可能性のある地域はかなりあるだろう。本当に油断は禁物だと思っている。
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