効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■バイオ燃料の低コスト化

化石燃料の使用量を減らす必要があるが、その代替となるバイオ燃料のコストがまだ高い。大手ゼネコンの大成建設などの研究チームは、バイオ燃料のもとになる油の成分を細胞の外に放出する藻類の開発に成功したと発表した。細胞を壊さずに繰り返し油を回収できるため、燃料を効率良く低コストで生産できる可能性がある。

藻類の中には光合成で油を作り出すものがあるが、通常は細胞内に油をため込むため、乾燥や抽出といった複雑な作業が必要になる。こうした作業の際に消費するエネルギーを抑えることが、課題のひとつになっている。間接的に必要なエネルギーについての指摘だ。

チームは、藻類の一種シアノバクテリアについて、特定の遺伝子の働きを強め、油を細胞外に放出するようにした。藻類1グラムあたり1日31ミリ・グラムの油成分を生産できるという。これまでの方法では最大で同120ミリ・グラムを生産できるため、今後も改良を続けて生産性の向上を目指す。

心配なのは、この藻類の増殖が湖などに拡がると、その管理が難しくなる。養殖施設から外に漏れないような養殖容器を開発する必要があるだろう。藻類の放出する油成分についても、水の汚染に繋がりかねない。また、増殖量の制御ができるようにしないと、広範囲に拡がって環境を汚染することになる。適切な管理技術の開発も伴う必要がある。管理するということはコストを上げる原因となる可能性もある。

 

 

 

 

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