効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■デジタル化の進展

ChatGPTを自分で使ったことはないが、問いをすると適切な回答をしてくれるコンピュータシステムだと理解している。学校でも生徒は全員がラップトップを使うようになるから、生徒自身の考え方が、宿題の内容などに反映されるかが分からないから、提出された宿題の回答を、教師がどの程度その生徒の実力を計ることができるだろうか。

コンピュータが示す内容も、ChatDPTの事例を見ても、デジタル化されていないデータや文章は反映されていないから、アナログ的に見れば、誤りに近い回答が示されても、それに反論することは難しくなる。あるいは、そのデジタルデータも、密かに外部から手を入れて誤ったデータを入れ込むことが起きるかもしれない。それを確認するには、誰かが、この回答はおかしいと言い出さない限り、機会が出てこない。

また、デジタルデータは、理屈では分散させて保管することはできるが、それが全て消去させようとすれば、出来ない話ではなくなる。今日の日経で報じられているが、新潟県の内部業務で使う公文書ファイル約10万件が消失したらしい。定期メンテナンスで不要ファイルを削除した際、必要なファイルも削除されたということだ。引き金は、保守運用事業者の富士電機ITソリューションが追加した新機能。同社の運用担当者も県担当者も新機能追加を知らなかったため対応が遅れ、バックアップデータも消失していたとのことだ。これだけの量のデータが消えるということは、まず、何が消去されたかから確認していかなければならないから、まず不可能だろう。

消失したのは、県職員が決裁や供覧といった内部業務のために公文書管理システムに登録していた起案などの添付ファイル10万3389件。県職員が2023年3月24日21時から同31日23時59分までにシステムに登録したものが対象だ。繁忙期のため通常期よりも登録件数が多かったとのことだ。

この消失の回復は不可能に近いだろう。ChatDPTで生徒が回答を作って提出しても、それはその生徒の実力を反映したものではなくなる。教師もその環境の変化は分かるだろうが、生徒が自分で考えて出した答えかどうかは分からなくなる。デジタル技術を使った生徒の宿題回答は、辻褄は合うように作成されるだろうから、それを理解した教師のデジタル社会の教え方なり、宿題の出し方がされるようになるデジタル技術も開発されなくてはなるまい。

これを書きながら、自分が何を言いたいのか分からなくなってきた。アナログ社会に育った人間の限界だろう。

 

 

 

 

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