効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■EV(電気自動車の)充電方式

2022年4月現在、電気自動車(EV)の急速充電には大きく分けて4つの規格が存在している。地域ごとの特性に合わせて各国のサービスプロバイダーが規格を選択し、時に組み合わせながら、快適な充電環境の提供を行っている。

日本発の急速充電規格「CHAdeMO」は日本を中心にアジア圏で強いと言われている。それに対して北米、欧州ではCCS(Combined Charging System:通称コンボ)の設置が急拡大しており、中国では独自のGB/Tがもちろん主流、さらにテスラが独自のスーパーチャージャーシステムを戦略的に展開している。

そんな世界の充電性能競争の主流は、大出力充電への対応に他ならない。長距離を走る機会が多い欧米ではEVにも、一充電での航続距離の長さと充電時間の短縮化が必須となる。欧米ブランドでは大型、高価格の強みを生かして、大容量・高電圧なリチウムイオンバッテリーを搭載できるプレミアムクラスのEVラインナップが着実に増えていることも、関係しているだろう。

その中で、日産自動車は19日、北米の電気自動車(EV)の急速充電規格で米テスラの「NACS」方式を2025年から採用すると発表したと報じられている。日本の自動車メーカーでテスラ方式の採用は初めて。NACSは米欧自動車大手が採用を決め、北米の急速充電規格で事実上の標準になっていた。EVシフトが進む北米で充電インフラ整備が加速してきた。

日産はEV「リーフ」を10年に発売し、日本独自の急速充電規格「CHAdeMO(チャデモ)」の旗振り役として普及を後押ししていた。日産がテスラ式に合流することで、他の日本車メーカーの動向にも影響を与える可能性がある。日産はまず24年以降に北米で販売するEV「アリア」向けにNACS用アダプターで対応する。25年からはNACSポートを備えたEVを売る。欧州の急速充電規格「コンボ(CCS)」とNACSで充電可能にする。この報道記事から見ると、アダプターを使えばどの充電方式も使えるように見える。充電設備の規格が違うと充電できないという、ドライバーから見ると、安心してEVを走らせることができない。

考えようによっては、蓄電池は同じものだから、種類の違う充電方式に適合できる端子を備えた車を作れば、一応の解決はできると思うのだが、どうだろうか。

 

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