効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■高温の日が続く

この数日うんざりするほど暑い日が続いている。クーラーを点けてもなかなか快適な温度になってくれないほどの暑さだ。電力需要に対応するに必要な発電設備が十分ではない東京電力管内では、クーラーが消費する電力の急上昇に対応するのに必死だったのではないかと思っている。

この暑さは日本だけのものではないようだ。世界気象機関(WMO)は7月10日、今月7日に記録した世界平均気温は摂氏17.24℃となり、2016年8月16日の16.94℃を上回り、過去最高を更新したと発表している。WMOによると、今年6月は観測史上最も暑い6月となり、7月第1週も最も暑い1週間となったとみられるという。WMOは、今春以降、エルニーニョ現象の発生と世界平均気温の記録的上昇の可能性に警鐘を鳴らしてきたが、予測が実現しつつあるようだ。

世界の平均気温は年を通じても2023年から24年に向けて、これまで最高だった16年を抜いて過去最高を更新する可能性が高い。これが今年だけの問題であれば良いが、さらなる高温が地球を覆う可能性は否定できないだろう。ほかにも今年は5、6月に世界の海水温も過去最高になり、南極の海氷面積は6月としては観測開始以来最低の面積となるなどの異常が目立っている。

海水の温度変化は大気のそれに比べれば急激な変化は起きにくいのだが、それが過去最高になったということは、その高温度が大気に反映され、今後も気温の高止まりだけでなく、各地に異常降雨などの気象変化が定着する可能性が高くなるかもしれない。海に囲まれた日本の場合、異常な降雨量で、地表面が痛めつけられたが、これは周辺の海水温の上昇と密接な関係があるのかもしれない。

心配なのは、この世界的な気温の異常高温化が通常の気象として定着することだ。そうなると、人間社会の安定性が大きく損なわれることにもなる。体調を崩す人も多くなり、農業や漁業も、これまでと同じ手法では安定した収穫が望めなくなる可能性も高い。これをどのようにして克服できるかは、神のみが知る、かも知れないが、人智を結集して克服しなければ、人類が消滅の方向に向かう可能性すらあるのではないか。

 

 

 

 

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作りアクセサリーのご紹介。

https://minne.com/@plusme

https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form