効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■年功序列

報道によると、塩野義製薬は20代でも課長級に抜てきできる人事制度を10月にも導入するようだ。1年単位で昇格と降格ができるようにし、最短で入社5年目には課長級の役職に就任する。研究業績のある医師など専門性の高い人材については、社長の年収を超える給与を払う仕組みも整える。優秀な人材獲得に向け、中堅企業でも年功序列から脱却する動きが出てきた。仕事で成果を出した社員は勤続年数にかかわらず役職を上げたり、給与を引き上げたりするということだ。

これが報じられると言うことは、日本の会社の基本はまだ年功序列が根幹となっていることを意味している。数十年前、ニューヨークに本社がある米国企業に1ヶ月滞在させて貰って各部門を訪問させて貰ったことがある。その時に、話をしてくれた人の一人が、自分の職務記述書を見せてくれた。どのような仕事をする職務かが詳しく書いてあって、それに対する報酬も書いてあった。報酬は年功で決まるのではなく、職務の内容で決まることが明確になっていた。その人が話してくれたことだが、よく働く人がいて、給与を上げてやりたいが、そのためには、給与の高い仕事そして貰えるところで働けるようにしなければならず、適職がないか探している。もし社内で見つからなければ、その人は他社へ転職する可能性があるから、早急に適職を社内でみつけなければならない、ということだった。

また、あの人を給与が高い仕事に就いて貰いたいのだが、その人は、今の仕事で満足している言って仕事の内容が変わるのを受け入れないとのことだった。さらに驚かされたのは、大学新卒が管理職になった職場で話を聞いたときに、何かのクレームが外部からあったようだが、新卒でも、自分の担当する責任がある仕事だから、代わって自分が対応するべきではないと言う。自分が口を出すと越権行為になるらしい。

日本の企業も、このような仕事のやり方に変化しつつあるのだろう。

 

 

日本の人事制度

 

 

 

 

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