効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■重要資源となる蓄電池

毎日のように電気自動車用蓄電池についての報道がされている。今日見たのは、物質・材料研究機構ソフトバンクやオハラと共同で、次世代の蓄電池と期待される「リチウム空気電池」の劣化を抑える技術を開発した。固体電解質で作った薄膜を正極と負極の間に挟むことで負極材料のリチウムを保護して寿命を2倍にした。改良を進めてドローンの電源などでの実用化を目指す、というもの。リチウム空気電池は正極に空気から取り込んだ酸素、負極にリチウムを使う次世代電池で、現行のリチウムイオン電池に比べて重量あたりのエネルギー密度が数倍に高まると期待されている。

これで見るように、リチウム電池にも各種あることが分かる。現時点ではリチウムを使う電池が主流で、大量の使用されるようになっているが、これの寿命が来たときには膨大な量の廃棄物となる。これをうまく利用して再度資源として利用する技術も開発されているようだが、いま想定されている以上の貴重な資源となる可能性が高い。この再利用技術も、できるだけ化石燃料起源のエネルギーを消費しないようなものでないと、気候変動抑制効果を落とすことになる。

しかし、これだけ多様な方式でEV向け蓄電池が製造されるようになると、それを一まとめにして再処理をすることができるだろうか。また、現時点でも乾電池にも稀少金属を使っているが、回収をしているのは確かだが、それがどのように処理されているかについての情報に接することはこれまでなかった。乾電池も集積するとその量は資源としてみても無視できない物になっているはずだ。これも含めて蓄電池再生、再処理事業がこれから重要になるのだろうと思っている。

 

乾電池

 

 

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作りアクセサリーのご紹介。

https://minne.com/@plusme

https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form