効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■オゾン

地球の上空にはオゾン層があり、そのお陰で人間は紫外線の直撃を受けなくて済んでいるそうだ。酸素分子3つが接合してできているが、不安定な化合物ですぐに壊れて酸素に戻る。そのうちの一つの酸素原子が近くにあるウイルスや菌など別の物質と強く結び付くことで(酸化)破壊、分解する性質がある。自然環境にもかなり低い濃度で存在するオゾンは、大気の自浄作用を担っており、オゾンが多く発生する森林や滝などで空気をすがすがしく感じるのも、この働きによるものらしい。

一般に空気中での紫外線照射、または酸素中での無声放電など高いエネルギーを持つ電子と酸素分子の衝突によって発生する。

微量のオゾンが含まれた空気にはかすかな臭いがあるらしい。特にブラウン管テレビやコピー機など高電圧を用いる装置で起こる。ブラシによって整流する電気モーターは機器内で繰り返される火花によってオゾンを発生させる。エレベーターやポンプなどに使われる大型モータは小さいモータよりもオゾン発生量が多い。なお、これは整流子電動機特有の現象で、整流子のない誘導電動機・同期電動機ではオゾンは発生しない。この他に、例えばアーク溶接実施時のように、波長の短い紫外線(UVC)を空気中で発生させた場合も、空気中に含まれる酸素分子が反応を起こしてオゾンが発生する。

大気の中で成層圏に存在するものはオゾン層を形成し、生命にとって有害な紫外線が地表に降り注ぐ量を和らげている。一方、地表付近では、オゾンは光化学オキシダントなどとして生成し大気汚染の原因となる。人体には善にも悪にもなる気体のようだ。病気の治療にも使われるが、病気の原因にもなり得る。使い方次第のようだ。

 

 

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