効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

秋田の水田で太陽光発電

ソーラーシェアリングは農業を継続しながら、その土地に太陽光発電を設置することで、各地で進展しつつある。しかし、水田でソーラーシェアリングをすることができるとは意外だった。電気機器製造のアイセス(秋田県井川町)は、同町の水田に太陽光発電パネルを設置し、19日にパネルの下で農機を使って田植えをした。水田を使った営農発電は秋田県内で初めてという。他の県では先例があるのだろうか。水田の上約3メートルの高さに太陽光発電パネルを576枚設置し、年間の発電量は6万キロワット時で、全量を東北電力に売電する。パネルによって日光が遮られる割合は約30%で、コメの収穫量は1割程度減ると想定している。米の収穫量が落ちても、その収入減を十分に補って余りある売電収入があるだろう。だが、3メートルの高さで農機が十分に使えるというのも意外だった。奈良でも試みる価値はあるかも知れない。