効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

新形式の浮体式洋上風力発電

陸上であれ洋上であれ、風力発電設備は、太い柱の頂上に回転翼が3枚ほどあって、その柱は出来るだけ寄れないように設計されているのがこれまでだった。だが、この程報じられているのは,柱そのものが風で揺れる構造で、その揺れの幅に従って風車の位置が変わるようになっていて、全くの新形式のもののようだ。発電効率は若干低いかもしれないが,海底の位置が深くても、ロープで接続固定さえ出来れば良いようで、これからの洋上風力発電の概念を大きく変えるものになる。 この新型浮体式余剰風力発電設備が、まもなくノルウェーの海岸に浮かぶことになりそうだ。首都オスロを拠点とする新興企業「World Wide Wind(WWW)」が開発した革新的な風力タービンは、どこか洋上に突き出るアンテナを思わせる。今年5月に「Netexplo 2023 Global Innovation Award」を受賞した新型風力タービンだが、今度はノルウェー南西の海に設置するゴーサインが出されたという。 開発された新型浮体式洋上風力タービンのプロトタイプは、長さ19mのマストに、鋭く尖った3本ブレードが2組取り付けられており、どこか海上のアンテナを思わせる。発電タービン自体は、マストの根元にあり、海の中に沈んでいる。2組のブレードは風を受けるとそれぞれ逆方向に回転し、マストとその内部のシャフトを回転させる。するとそこに接続されたタービンもまた回転し、電気を作り出す。浮体式という名称からもわかる通り、このシステムは全体が海面に対して傾くように浮いている。 もちろんそれだけでは流れていってしまうので、ケーブルで海底につながれる。海底に直接固定するわけではないので、波に合わせてゆらゆらと揺れ動く。この方式の優れたところは、これまでの固定式のものでは設置できなかった深い海でも使えるところだ。また野生生物への影響が小さく、風力発電の均等化発電原価(発電量あたりのコスト)を大幅に下げられる可能性もあるという。 自分も、傾いても発電出来る洋上風力発電設備ができないか、考えて見たこともあるだけに、嬉しく思っている。 https://karapaia.com/archives/52327015.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook&fbclid=IwAR316dh5rPoKYRbACjktmMp1cBcvAqTjwa1W8R6DND1nUZiYxV8oCdMult0 家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作りアクセサリーのご紹介。 https://minne.com/@plusme https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form