効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■全銀ネット障害

振込などの銀行取引は、個別に行うのではなく、全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)を経由して行われていることを、10日に報じられた、決済システムが機能しなくなったという報道記事で知った。三菱UFJ銀行りそな銀行など11の金融機関で他行宛ての振り込みができなくなっている。これも、全ての金融機関が対象となっているのではなく、一部の限定された金融機関だということも奇妙な感じがした。おそらく、取引システムは共通しているが、処理速度を上げるために、グループに分けているのだろう。全国銀行協会によると、全銀システムの対外的な影響のある障害は1973年の稼働以来、初めてだとのこと。あるいは、取引の対象となる金融機関の情報交換システムに相違があって、全てを一体的に取り扱えないのかもしれない。

たまたま、障害が発生したとされる時間帯に、自分の使っている銀行から他行に振り込みをしていたが、両方ともこの対象となる銀行だった。いつもオンラインで振込をしているが、一応振込完了として、自分の口座から引き落とされている。だが、この額が振込先に届いているかどうかは分からない。システムの不良だから、振込手続きが終了しているところを見ると、多分,決済は完了しているのだろうが、これは後で確認する必要がある。

今日12日にこのシステム障害が解消したという報道がされたから、遅れたとしても振込は完了しているのだろう。障害発生から丸2日を経て、送金インフラは正常化できたということだ。

銀行間の決済件数は多いはずだから、決済が2日遅れたことによって、日本の経済活動に障害が起きたことは確かだ。特定のグループ金融機関だけに障害が起きたことも、全ての事業者にとって、判断に困る事態になっているかもしれない。障害が起きた10金融機関からの送金の未処理分は11日夜時点で計90万件程度にのぼっていたようだ。また、10日から11日までの2日間で計255万件の送金取引に遅延などが生じたとも報じられている。この波及効果がどれほどのマイナスを経済活動に与えたかは、これから分かるのだろうが、コンピュータシステムを更新したことが原因だったのだから、情報通信システムの弱点がシステム更新に潜んでいることを学んだことになる。

 

 

 

 

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