効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■今後の水素製造量予測

IEAのレポートによると、いま具体化しつつあるプロジェクトが進行すれば、2030年迄の水素製造量は3,800万トンになるらしい。その内17トンが現在建設が始まっている設備の製造量だから、今後に向けた製造量の拡大は膨大となる。また、その中に中国の設備が40%を超えるようだ。中国の水電解による水素製造設備の規模は、2022年に200万kWを越えており、世界全体の30%を占めている。2023年には世界の水電解設備占める中国の設備は1.2GWとなり、世界の半分となるとの想定がなされている。

欧米でも水素製造設備の建設計画が進んではいるが、その具体化の進展度が遅いとされる。中国に次いで期待されているのがインドで、首都のデリーに水素駆動のバスが導入されている。その数は既に15台になっている。インドは2047年にはエネルギー自給ができるように計画しており、2070年にはネットゼロを達成しようとしている。その時には世界の水素製造の先頭を走ることになる。

日本にこのような計画が具体化していないのは残念なことだ。海洋国としての独自の水素製造方式を開発できれば良いのだが。

 

 

 

 

 

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