少しはホッとさせられる記事。環境省は4月27日、2018年度の食品廃棄物等・食品ロス発生量の推計結果を公表。食品廃棄物等の発生量は約2,531万トン(前年度比約19万トン減)で、このうち、本来食べられるにも関わらず廃棄されている「食品ロス」は約600万トン(同約12万トン減)と推計された。
日本では、食品ロスを含む食品廃棄物等(食品廃棄物と有価として扱われる物)の発生抑制と再生利用等を推進するため、食品リサイクル法に基づく国や地方自治体、事業者等による取り組みや、特に食品ロスについては食品ロス削減推進法に基づき国民運動としての食品ロスの削減の取組が進められている。食品ロスに関しては、「持続可能な開発目標」(SDGs)のターゲットの1つとして、2030 年までに世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させることが掲げられている。
昨日のNHKテレビ番組で、UNICEFに関する報道があり、地球全体で見ると全人口が十分に食事ができる量があるのが、その国ごとの配分がうまくできていないために、膨大な食品ロスを出す国と、飢餓状態の人が多い地域に分けられるということが、飢える子どもの悲惨な映像と共に示されていた。連れ合いが随分前にUNICEF奈良県支部を立ち上げるのを手伝ったこともあって、これが誇張ではないことが分かる。彼女は良い後継者を得て、年でもあって引退しているが、世界の子どもへの関心は高い。食品ロスは間接的に世界の子ども達に影響している。
我々も、食品ロスを防ぐことを常に意識していたいものだ。
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