効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■調理とエネルギー

拙宅での調理用設備のメインはガスの4口コンロだ。最近のカタログを見ると、4つ口ではなく3つのバーナーのものしか見当たらない。3つで十分だと考えられて減らされたのだろう。

昔の調理は,炭なり薪なりを使うものだったが、今では、電気ヒーター、電子レンジが主流となっているようだ。だが、プロの料理人が使うのは、昔からの炎が出るものを使っている。それしか食材の味を十分に引き出せないのだろう。あるいは、人間の舌が、伝統的な調理法で作ったものを美味しいと感じるように出来ているからかもしれない。だが、これも時代の流れの中で、電子レンジで調理した食材の方が美味しいと感じる人が増えているかもしれない。

あるいは、地球温暖化防止には、電気をエネルギーとして使うのが良しとされ、ガスや石油系燃料の使用は、温暖化効果のある炭酸ガスを出すから避ける方向に向かっている。これが社会の常識になると、プロの調理人も、電気エネルギーを使って、従来の方式の調理と同じ、あるいは、より美味しいものを作り出す工夫をする方向に向かうかもしれない。

そうなれば、人間の舌の感覚も変化して、次第に電気エネルギーを使用する調理器で作った料理の方が美味しいと感じるようになるかもしれない。

そうなると、ガス事業も、燃料電池で発電するシステムと一体化したエネルギーサービスを売り込むのが主体になるかもしれない。その場合、燃料電池をガス導管と一体化させた設備を取り付ける方式に変わらざるを得ないだろう。これは導管という社会的資産を維持する必要があるからだ。

その時にプロの調理人がどう対応するだろうか。電気エネルギーを使った新しい調理法が生まれるかも知れない。あるいは、食べる人の感覚も変化して、炎を使った料理を美味しいと思わなくなるのかもしれない。その次に登場するのは水素だろう。どのような利用技術が開発されるかに興味が出始めた。

 

電子レンジ

 

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