効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■東京都の再エネ電力比率

東京都が再生可能エネルギーによる電力比率を2030年度に50%にする目標を建てていると報じられている。人の住まない平地は少ない地域だから、殆どが建物に取り付けた太陽光発電になるのだろう。八王子市にある東京都立大学の南大沢キャンパスがその実証試験が行われている場所だ。南門から10分ほど歩くと木々に囲まれた四角い建造物が現れるが、水素の製造や貯蔵などができる水素設備。作った水素で発電もできる。燃料電池なのか、水素エンジンタービンかは述べられていない。

水素は近くの建屋に設置した太陽光発電パネルで発電した電力を使って製造する。水素で発電した電力は近くに設置した電気自動車(EV)の充電器に用いる。EVは都立大の教職員が自由に使える。

実証試験は東京電力ホールディングスとNTTが共同出資するTNクロス(東京・千代田)が統括役となり実施しているが、期間は24年度まで。実証で得たデータとシミュレーションを組み合わせながら再エネ電力の発電、蓄電、利用の最適な運用パターンを探る。実証では6カ所の各拠点で再エネを融通し合うシミュレーションも実施するが、実証の最終年度となる24年度には南大沢地区全体で太陽光発電パネルがどれだけ設置できるかも試算し、地区全体での再エネ利用の最善策を練る。

これまでの再エネ比率と将来予測(期待)の図が示されているが、2021年度時点で20%近くになっているとは知らなかった。他の都市にも参考となるものだろう。

 

 

 

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