効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■水素で稼働させる工場

パナソニックは1、純水素型燃料電池「H2 KIBOU」と太陽光発電設備、リチウムイオン蓄電池を組み合わせ、事業活動に必要な電力を全て再生可能エネルギー由来電力(再エネ電力)で賄う実証試験を行うようだ。水素を本格的に用いて工場をRE100化する取り組みは世界初としている。1年間の実証を行い、2023年度の事業化・本格導入開始を目指すとしている。

このケースでは水素は全て現地調達になるのだろうが、太陽光発電の設置面積を大きくとれるオーストラリアで水素を製造し輸入する方式を採用するところも出てくるだろう。この場合も水素燃料電池を使うのだろうが、発電するセルに使う電解質に、現時点では白金を利用しなければならない。国内で生産できる白金の量はほとんどないに等しいから、殆どを輸入しなければならない。エネルギーの海外依存度の高さについてはほとんど変わらないことになる。固体電解質燃料電池には白金を使わないから、これに変えようとしても、電解質ジルコニアは殆ど海外生産されたものを輸入することになる。

どの角度から見ても日本のエネルギー海外依存度は高くならざるを得ない。

水素の大量生産が国内で可能となれば、水素タービンで発電する方向があるが、これがどの程度技術開発が進むかが課題となる。日本のエンジン・タービンメーカーも開発を始めているが、当面日本のエネルギー海外依存度は下がらないだろう。

 

 

 

 

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