効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■道路面への太陽光発電パネル設置

何度か書いたように、期待していた道路面への太陽光発電パネルの設置が普及するかもしれないと予測される記事が日経に報じられている。

大林組子会社の大林道路は1日、路面に施工した太陽光パネルで発電する実証実験を福島県大熊町で始めた。約1年間かけて発電効率や路面の耐久性、車両走行に支障がないかなどを確認する。

同町役場の駐車場内で、路面(約48平方メートル)に小型太陽光パネル300枚を埋め込んだ。パネルの上下を強化ガラスで挟む構造にして耐荷重性を高め、大型のバスやトラックも走行できる。ガラスの上面を粗く加工して滑りにくくし、発電効率も高めた。

同社はこれまで、東京都江東区大阪市の歩道などで同種の実証実験をしてきた。大熊町で初めて車両が通る路面にパネルを施した。発電量は1日当たり3?4.5キロワット時を見込み、付近に設置したデジタルサイネージ電子看板)の電源に使う。」

駐車場の路面であれば、光を通しながら車輪からの荷重が直接かからないような構造にすれば、それほど難しい話ではないと思う。これまでここでよく書いていたのは、駐車する車をカバーする屋根にパネルを取り付ける方式だったが、大小の車が混在して駐車するところでは、高さの調整が難しい。駐車場に停まる場所へ入る道路面であれば、車の最大重量に耐えることさえ出来れば、光の当たる角度は変わるものの、常に太陽光を利用できる。

強化ガラスでもたわみが大きくならないような構造にしなければ、壊れやすいはずだから、記事のように強化ガラスで挟むだけでなく、強化ガラスのたわみも大きくならないように、たわみ空間を設けたり、支える構造にしなければ、耐久性に課題が出るはずだ。

この実証実験で問題なく駐車場に設置できるとすれば、大幅な設置量の増強が可能となるのは、設置場所が不足している問題を大きく改善することになると期待したい。

パネルの内部構造は分からないが。

 

 

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