効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■舗装型太陽光パネル

報道によると、東京都港区は17日、区内2カ所の区立学校に路面などに敷き詰めるタイプの舗装型太陽光パネルを設置すると発表したようだ。舗装型のものが実用化されていることは知っていたし、高速道路への設置もいわれていることから、耐久性も十分あるのだろう。この12月から2024年3月末まで設置し、発電効率などを確認するらしい。校庭への設置だから、道路のように衝撃を受けることはあまりないだろうし、スペースの問題も殆どないだけに、また、生徒の環境意識を高める意味もあることから、全国的な動きに発展する可能性もある。

太陽光パネルは区内のお台場学園と青山小学校にそれぞれ18枚ずつ設置する。発電した電力は校内の照明のほか、災害時にはスマートフォンの充電に使うとのことだ。区の担当者によると、舗装型の太陽光パネルは屋上などに設置するタイプと比べ発電効率はおよそ7割程度になるという。であれば、学校だけでなく多様な場所で設置すれば、その総発電量は膨大なものになる可能性がある。

これまで、駐車場へのパネル設置を自分は推奨していたのだが、これは駐車場に屋根を付けて、それに取り付けることを想定していた。だが、舗装型のものの発電効率が通常の方式の7割もあるのなら、全国にある屋根なしの駐車場に設置しても意味があるだろう。駐車場に入る通路は、車が通る頻度は少ないから、摩耗の心配をする必要もない。

鉄道の駅で屋根がない部分が広いところは多いはずだから、乗客の往来程度のものであれば十分機能するはずだ。自動車が走らない歩道で太陽光があたる時間の多いところも同様の利用が可能だろう。ビルの屋上も架台なしに直接このパネルを設置することができる。

どのような色をしているかにも拠るが、設置できる場所はいくらでもある筈だから、自治体だけでなく全ての事業者も、設置できる場所を検討してほしい。

 

 

 

 

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