効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■ニューヨーク市が煙に巻かれる

今日昼のテレビニュースで、フィルターがかかったようなニューヨーク市の街並が報じられていた。単なる霞かと思ったらそうではなく、隣のカナダで起きている山火事の煙が流れてきて空を覆ったからだとのこと。ニューヨーク市からカナダの国境までの距離は、自分の感覚では東京、大阪という感じだが、山火事の規模が大きく、また、永続しているかららしい。

夕刊での報道では、民間調査によると、7日の午後時点でニューヨーク市における空気の質は主要国の都市圏で世界最悪の水準となったとのこと。カナダから煙が流れ込んだ影響とみられ、当局は屋外での活動を控えるよう呼びかけている。山火事はニューヨーク市があるニューヨーク州と接するケベック州などカナダ東部で起きた。発生した大量の煙が国境を越えて広がっている。これがいつ収まりそうかなどの説明はなかった。

環境保護局(EPA)によると、ニューヨーク市の空気の質をあらわす「空気質指数」は6日午後10時に「非常に不健康」とされる水準を更新した。7日も大気は改善せず、ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は「1960年代以来の水準を更新した」と話した。各国で空気質を測定しているIQAirの調査でも、7日のニューヨーク市の空気質は世界最悪となった。市内を漂うPM2.5(微小粒子状物質)の濃度は一時、世界保健機関(WHO)が定めるガイドラインの60倍に相当する水準で推移した。屋外は赤くかすんで視界が見通せない状態が続き、焦げ臭いにおいが漂っている。

煙ではないが降雨が続く日本では,各地で地滑りや河の洪水が起こっている。雨水を吸い込んだ地面に、さらに雨が降るから、その水は表面を滑り落ちて市街地にまで達する。車があちこちで水没している様子も報じられている。自分で車を運転していた頃のことを思い出すと、平坦だと思っていた道路に水が溜まっているのが、意外に水深があるのに驚かされたことがある。危うくエンジンに水が入り込む所だったことに後から気が付いたが、同様のことが各地で起きているのだろう。

ニューヨークの煙霧は、日本で言えば、大陸からくる黄砂のようなもの。地球は大きいように思っているが、気候の変動から見ると意外に小さい物なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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