効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■大雨による山の大崩落

昨日静岡県熱海市で起きた、記録的豪雨による山の大崩落。静岡県は午後4時からの災害対策本部会議で、熱海市で発生した土石流の起点にあった盛り土がすべて崩壊し、流出したと発表した。被害にあった方々には心からのお見舞いを申し上げる。

県によると、土石流の起点は海岸から2キロほど上流の地点。起点の周辺では幅およそ100メートル、長さ100メートルほどにわたって、深さ10メートル程度が崩れたとみられる。周辺には開発行為による盛り土があり、土石流との因果関係はわかっていないが、県はこの盛り土がすべて流れ出ていて、土石流による被害を甚大化させた可能性があるとしている。

カナダでの46.9度という異常高温で、同じような現象があちこちで起きるのではないかと思っていたが、梅雨時の今回のような豪雨も異常現象だと言えるだろう。梅雨前線はまだ滞留しているから、同様のことが他の所で起きる可能性もある。

このような土石流が発電所のダムにも起きないという保証はない。どこのダムも山を開削して作っているから、雨水と一緒に山壁が崩れ落ちるとすると、ダム湖の水位が急上昇してダムの壁を乗り越えて大量に流れ落ちる可能性がある。それによって発電所も停止するかも知れない。汚泥が導水管に詰まったりすると、発電の再開には時間がかかるだろう。この電力を受けている地域では、それこそ計画停電をせざるをえなくなる。

複雑な地形の山が多い日本列島は、常にこのようなリスクを抱えている。自分が住んでいる地域の危険度を再度見直す必要があるだろう。

 

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