効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■新幹線の自動運転実証

「試運転」の文字を掲げ、深夜の東海道新幹線で行われた“自動運転の走行実験”。実際の速度で営業区間を走る様子がメディアに初めて公開されたと報じられたのを見て、情報化の進展が早いことに感嘆すると同時に、どこかでとんでもない事態が起きないとも限らないという感じもした。

この記事によると、一応運転士は乗務しているのだが、出発のボタンを押した後は、緊急時に備えた体制だけをとって、他には何もしないで列車は自分で運行してくれるようだ。軌道の上を走るのだから、列車自体の自由度は速度と停止のタイミングだけになる。出発時点では,駅員の指示によることになるのは、全乗客が乗り込んだことを確認することは車掌にも運転士にもできないからだ。

出発時刻はダイヤ通りではなかったのかもしれないが、車内のコンピューターが速度を自動調整し予定時刻との誤差わずか2秒で静岡駅に到着したと報じられている。停止位置の誤差は9ミリだったとのことだが、この誤差は主林一回転よりも小さいことになる。これは車両毎の摩擦の違いなども全て計算に入れた自動運転だったのだ。最後の停止まで、運転士は介入しなかったようだ。

これからこの種の自動化は急速に進むだろう。原則として列車軌道に立ち入ることはないし、ポイントの切り替えや停止する場所の情報はデジタル化されて列車に届けられるから、非常事態にならない限り、発車から到着停止まで、全自動で運転されるのは、全国の鉄道路線で行われるようになるだろう。

 

 

 

 

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