効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■東海道新幹線にAI列車登場

不思議なことに、新幹線の新しい時代の登場を、海外からの情報で知った。日本のメディアに出ていたとすれば、見逃したことになるが、新幹線の新技術が海外メディアでも注目されているのは素晴らしいことだ。

東京と新大阪を結ぶ新幹線に、AIが駆動の制御をする新車両が2028年迄に登場する計画となっているようだ。勿論運転手は乗車しているのだが、動き始める時に、出発のボタンを押すだけで、後は全て列車の制御システムが、乗客数により変わる列車の荷重や線路の勾配等を全て組み合わせて計算し、駆動を制御するものとなるようだ。

しかも、単に運転制御をするだけでなく、列車のダイヤを参照しながら、駆動に必要な電力消費を少なくできるように速度の設定をしてくれる。その間、運転手は、システムが表示する速度を監視することが仕事になる。悪天候や事故などで列車が遅れたときには、走っている場所の条件に合わせて、速度条件などを柔軟に変更してくれる。

線路の上を走っているし、自動車のように対向車が入ることもないから、自動車の自動運転よりも制御システムの要素は少ないかもしれないが、列車にはできるだけ定時で走るという制約がある。それも併せて計算して、定時に到着できるようにしながら、エネルギー消費を最小にするような運転速度を維持するようになっている。運転手の役割は何かの非常事態が起きたときに、列車に指示して停止させたり、速度を落としたりさせることが中心になる。乗客に非常停止した列車から外に出るかどうかの判断もその中に入る。

現在の東海道新幹線には、2006年に導入されたATC(自動列車制御システム)を使っているが、それが全てこの新しい制御システムに変わることになるらしい。乗り心地も多少変わるかもしれない。

 

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