効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■北九州に大規模洋上風力発電

九州電力グループなどは4月25日、北九州市沖の響灘で大型洋上風力発電所の本格工事を始めるため、起工式を行ったと報じられている。総出力は最大計22万キロ・ワットで国内最大級となり、2025年度に運転を開始する予定だ。洋上風力は再生可能エネルギーの切り札とされており、関連産業の集積も期待されている。

このような規模の大きい洋上風力発電は、日本海側から始まると思っていたから、少なからず驚かされた。

発電所は「北九州響灘洋上ウインドファーム」で、九電子会社や西部ガス九電工などが出資する「ひびきウインドエナジー」が運営する。総事業費は約1700億円で、北九州市の沖合2~10キロを四つのエリアに分け、直径174メートルの風車を25基整備。海面からの高さは50階建てビルに相当する200メートルに達する。年間の発電量は、一般的な家庭17万世帯分に当たる5億キロ・ワット時となる計画。

日本で風力発電設備のメーカーはなくなっているから、風車はデンマーク風力発電大手ベスタスから仕入れる。海底に風車を据え付ける「着床式」で、発電した電気は、固定価格買い取り制度(FIT)を使って1キロ・ワット時あたり36円で九電の送配電会社に販売するようだ。海に囲まれた日本は洋上風力の潜在力が高いものの、欧州に比べ普及が遅れている。政府は40年までに原子力発電約40基分にあたる3000万~4500万キロ・ワットに増やす目標を立てているが、どこまで達成できるかは今後の進め方次第だろう

昨年12月には、秋田県能代港沖で大型洋上風力発電が国内初の商業運転を開始。長崎県五島市沖では、風車が海に浮かぶ「浮体式」の開発が進んでいる。

写真を入手できたので概観が分かるだろう。港に設置されるようだから、漁業との関連は少ないように思える。洋上風力は波及効果にも期待が高い。風車の部品数が約2万点に上るなど産業の裾野が広いためで、地域経済の活性化につなげるため自治体の誘致も活発化している。

洋上風力発電設置予定区域図

 

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