効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■電気自動車

今年85歳になってすぐ、運転免許の更新期になったことから、更新手続きをとらずにして失効させ、永年使って来た車も処分した。ちょっと買い物に出かけるにも、バス停まで10分歩かなければならず、想定していた以上に不便になった。とはいえ、運動機能の衰えは感じていたから、後悔はしていないが、車なら気軽に行けたところでも、覚悟をして歩き出さなければならず、連れ合いと一緒の場合にはタクシーを利用せざるを得なくなっている。

地球環境のためになるなどと思ってはいるが、車への関心は少なくなってはいない。

矢張りいま関心が高まっているのは電気自動車(EV)だ。今日の報道記事で、軽自動車にもEVがあり、若い人の間で人気が出ているとのこと。その記事を書いた記者が自分の軽EV利用についての感想を述べているのを興味深く読ませて貰った。

一番の問題は一充電での走行距離が,ガソリン車に比べてかなり短いということらしい。EVは高速道路よりも一般道のほうが、電費が良いとされている。一般道は高速道路と比べて減速する機会が多く、EVは減速時に運動エネルギーを電気に変換する「回生」ができる。そのため、減速するほど電費は伸びる傾向にあるようだ。しかし、給油では急げば数分で満タンに出来るのが、急速充電でも最低30分かかるということだから、余裕のある時でなければ充電できないことになる。さらに、EVの普及がまだ進んでいないこともあって、急速充電所の数がまだ少ないことも大きな課題となる。

この記者(25歳)が書いているが、実際の電費にその結果が表れた。高速道路を走った際の平均電費は1kWh当たり7.1kmだった。電池残量と航続距離の減りが早かった。一方、一般道では平均電費が10.7kmだった。高速道路を走行したときより、一般道の電費のほうが約51%良い結果となった。航続距離も電池残量低下の警告灯がつくまで、1度の充電で110km走行できたという。

この記者が試乗会で運転したときに感じたのは、軽自動車とは思えない走りの力強さと静粛性だった。軽自動車のため最高出力は47kWだが、最大トルクは195ニュートンメートル(N・m)もある。ホンダが09年に限定販売した高性能車「シビックタイプRユーロ」の最大トルク193N・mと同等だ。

静粛性と排ガスが出ないことが、環境意識が高い若者のEVへの関心を惹くのは確かだろう。これから蓄電池の性能も良くなるだろうから、走行距離は長くなるに違いない。蓄電池の交換で充電に代える方式も普及するだろう。楽しみではある。

 

 

 

 

 

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