効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

走行中のEVへの無線給電

電気自動車(EV)の充電を走行中にも行えれば、走行距離を大きく伸ばすことができる。そのために、道路に走行中給電をする設備を設置することはできるが、自動車の走行で自動車が上下に動揺し、充電距離が変化するために、安定した充電をすることがこれまで出来なかった。だが、東大の研究グループが、東洋電機製造日本精工と共同で、道路から前輪に配置するインホイールモーター(IWM)にワイヤレス給電する方式を開発したと報じられている。基本的な方式は開発されていたが、モーターに駆動電力を供給するための配線や、モーターの回転数を検出するセンサーなどの信号線が繰り返し屈曲を受けるため、耐久性・信頼性の面で不安があったのを解決したものだ。新たに開発したIWMはリチウムイオンキャパシターを内蔵しており、道路から送る電力を蓄えられるようにした。道路に送電コイルがあるところでは、車体側のリチウムイオン電池の電力を消費することなく走行できるようになる。車輪にも蓄電システムを付けたことによってこの方式がうまく作動したようだ。EVの存在感がますます大きくなったようだ。
今日はオーストラリアから一時帰省している長男と一緒に、近くにある御嶽山神社の桜を観に行った。小雨も時々あったが、そのために花見客で混雑せず、ワイフともどもゆっくりとほぼ満開の桜を楽しむことができた。感謝。