効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■ソーラーパネルの再利用

屋根取付の物は別にして、ゴルフ場跡地や荒廃地に設置された大規模容量のソーラーパネルの中には、10年を大きく越える稼働をして、寿命が近くなっている物が出始めているようだ。その寿命が発電素子の部分なのか、全体の構造物なのかは不確かだが、素子の設置後の年数が長くなっても、発電効率が大幅に低くなったとしても、ある程度の発電はできると思っている。それを全て廃棄物として捨ててしまうのだろうか。そして、その間に素子が発電した電力は、その素子の製造に消費された電力の何倍程度になるのだろうか。

寿命が来たとされる素子に残っている発電能力に応じて、何らかの電源として再利用する方法はないのだろうか。また、発電能力がなくなっているとしても、パネルとしての強度が大きくは変わらないとすると、それを何か他の構造物の材料として再利用するような方策はないのだろうか。何もしないで廃棄する方が得になるという理屈があるのは理解できる部分もある。しかし、廃棄量が膨大になると、再利用に回せば新たな利を生む可能性はないのだろうか。

素子が持つ色と強度が生きるような構造物のデザインのものを作ることによって、それが何らかの価値を持つとすれば、その再利用に向けたプロジェクトに公的支援がされても、税金の無駄遣いになるとは思えない。極端な発想をすれば、パネルを机の表面材料にしたり、壁構造の一部にしたりすることができれば、少しでも当初の投資を回収できるような感じがする。

大量の廃棄パネルは、ゴミ扱いにすれば、焼却は出来ないはずだから、どこかに埋設せざるを得ない。そのような場所が国内に存在するだろうか。新たな環境被害を起こす原因にもなりかねないと思っている。廃棄発電パネルの有効利用方法を開発するプロジェクトを国立の研究機関であるNEDOなどで初めて欲しいと思うばかりだ。

 

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