効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■電気自動車の普及

電気自動車(EV)が急速に普及していると言われるが、再エネと同様、日本でのそれは周回遅れのテンポで進んでいるようだ。(【最新版】電気自動車(EV)の普及率はどのくらい?「日本で普及しない」は本当? - EV DAYS | EVのある暮らしを始めよう (tepco.co.jp))から引用)

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が発表している「燃料別販売台数(乗用車)」1によれば、2021年(1~12月)のEV(普通乗用車のみ。軽自動車は除く)の新車販売台数は、約2万1000台になっているようだ。ここで軽自動車が除かれているのは、この規格が日本独自のものだからということだが、海外では小型自動車の中に入っているらしいから、世界と比較するのなら、日本の軽自動車のEVも数に入れるべきだと思ったが、調べて見た情報が軽を除いているので仕方がない。全販売台数(普通乗用車・軽自動車)に対するEVの割合は2022年1~9月で1.51%を占めているようだが、それを考慮しても、日本のEV普及は世界にかなり遅れているようだ。再エネと同じ状況のように見える

日本で年間販売台数が普通車で2万台を超えたのは初めてで、2020年が約1万5000台だったから、伸長率は140%と大幅に増加している。なお、普通乗用車全体の販売台数が約240万台なので、EVの割合は全体の約0.88%。

アメリカの2021年(1~12月)のEV(BEV-バッテリーEV)普及率(新車の販売台数におけるEVの割合)は、約2.9%。特に環境問題への関心が高く、対応も早いカリフォルニア州ではEVの普及率が高く、2021年は9.5%となっている。2022年のアメリカにおけるEVの普及率はさらに増えている。自動車情報会社のデータによると、2022年1~9月のEV(BEV)の新車販売台数に対する割合は約5.6%に上っている。特徴的なのは、EVの車種がテスラに偏重している点で、テスラが全EVのうちの約7割を占めている。アメリカでは、バイデン大統領が2021年8月5日に「2030年までにアメリカ国内で販売する新車の50%以上を電動化する」という大統領令に署名している。ただ、この中にはハイブリッドが入っていないから、比較が難しくなる。

欧州自動車工業会(ACEA)の発表によると、2021年(1~12月)におけるEU全体の新車販売におけるEV(BEV)のシェアは9.1%に上る。これは「CAFE(企業平均燃費)規制」-約24.4km/L-をガソリン車で達成するのは難しく、必然的にEVがカタログに入ってくる。ただし、EUの中でもEVのシェアは大きく異なり、オランダやスウェーデンはEVのシェアが19%を超える一方、スペインやイタリアは2~4%台に止まっており、国によって差があると言える。

中国は、EVの普及政策を加速させていく方針だ。具体的には、2035年までに「NEVの割合を50%以上」とした上で、そのうち「EVを95%以上にする」という目標を掲げている。また、NEV以外の残りの50%については、ガソリン車をすべてHV(ハイブリッド)とするとしている。当初、2022年末で終了するとしていたNEV購入税免除の政策は、2023年末まで延長となり、今後も、購入時の優遇策を通じて、普及を測っていくものと思われる。

世界のEV普及トレンド

(日本はその他の国に入っていて、比較対象外とはショック)

 

 

 

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