効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■再生可能エネルギーとCHP

風力発電太陽光発電は発電出力が気候条件によって変動する。その変動を調整して送電系統に擾乱を起こさせないように蓄電池を設置することがよく想定されている。さらには、水を電気分解して水素を作り、水素を燃料とする発電設備を設置して発電させる方法もある。その場合、変動性再エネの出力調整分だけ蓄電したり、水の電気分解をする方策が一般的だが、出力全量を使って水を電気分解する方が単純で制御はやりやすい。

この水素は一時的に水素タンクに貯蔵され、そこから、燃料電池なり水素タービン・水素エンジンを駆動させて発電する。その発電時に発生する熱の利用を考えると、熱を吸収式冷水・温水発生システムの熱源に使えば、必要に応じて冷水と温水が利用できるようになる。これはCHPそのものだ。洋上風力発電などを想定すれば、漁港の近くまで送電線を敷設して、発電された電力の一部なり全量を水素に転換させ、水素を燃料とする発電設備で冷凍倉庫を運用することもできる。

再エネからの変動する電力をそのまま系統に供給しにくい場合、冷凍倉庫の電源に使えば、冷凍倉庫は、一種の蓄電システムになり得る。余剰電力が発生した場合には、冷凍温度を通常より下げるのに消費させ、電力が不足する場合には、冷凍装置の稼働レベルを抑制し、冷蔵されているものの保存に支障がないレベルにまで冷凍温度が上げるのを許容する。冷凍温度は一定の範囲で変動しても冷凍貯蔵に悪影響はないからだ。

 

 

 

 

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