奈良市は補正予算を市議会に提出するが、市の出先機関や文化・スポーツ施設の照明をLEDに転換する予算として23億5千万円を盛り込んだと報じられている。これらの場所の照明はほとんどが蛍光灯だと考えられるから、対象物件全部でLEDにするとすると、電力消費量は急減する。また、LEDは本来直流で作動するから、太陽光発電や蓄電池からの電力で点灯させるとすると、交流仕様のものよりもさらに消費電力は下がり、脱炭素に大きく貢献することになる。
ネットで調べてみると、20W規格の蛍光灯の消費電力は18W、LEDランプは7.1Wなので39%まで小さくなるらしい。この比率はワット数が変わってもほぼ同じだと考えられるから、LED照明設備を市の施設全体に取り付けると、電力消費を大幅に削減でき、支払う電気料金の低減を累積すると、10年ほどで投資額を回収できるかも知れない。他の市や町でこのようなLED化が進めば、電力事業者の発電設備や送電系統の規模にも影響を与えるだろう。
他の府県でLED化がどの程度進展しているかを調べて見るが、これから急速に進展するのではないだろうか。また、太陽の光が差し込む部屋では、明るさセンサにより、高効率照明器具(LED照明)を調光制御し、適切な照度を確保しつつ消費電力を削減することができる。
自分の書斎の電灯もLEDにしている。7.7Wの電球色だが、まったく不自然さはなく、明るさも十分ある。蛍光灯のようなちらつきもない。調光器に対応するLED電球もあるから、蛍光灯は駆逐されるだろう。
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