効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

LED電球を購入

すでに幾つかLED電球を利用しているが、今日プリンターのインクを買いに行ったときにLED電球売り場へ立ち寄ったら、これまで40ワットまでしかなかった全方向型でありながら、白熱電球50ワットクラスの明るさを持つものが商品として並んでいたので少し高かったが購入した。帰宅して取り付けてみたら結構明るい。昼光色を買う人が多いのだろうと思うが、こちらは白熱球色派だ。その方が暖かみがあるとワイフは主張するし、こちらも同感だからだ。本当のところは、これで調光できるものであればいうことはなかったのだが、そのような仕様のものはなかった。
電球を納めてあった箱に書いてある注意書きを見ていて気になることは多い。一般的な効能書きでは、全光束(明るさ)640ルーメン、電球50形相当、消費電力11.0W、光の拡がり約300度、寿命4万時間。ただ、次の器具では使用できません(破損、発煙、短寿命の原因)とある。その筆頭に来るのが調光(明るさが調節できる)機能の付いた器具(段調光器具も含む)(100%点灯でも使用不可)。次に来るのが断熱材施工器具。水銀灯などのHIDランプ器具、誘導灯・非常用照明器具、白熱電球専用の人感センサー付き器具など、が続いている。そして、屋外では使用できません。(密閉型器具でも使用不可)。水滴のかかる状態や湿度の高いところで使用しないでください。(浴室などの防湿器具では使用できます。)断熱材施工器具については、LED半導体の放熱がうまく行かないと故障するからだろう。
電球型の蛍光灯では、白熱電球用調光器を使えるものがあるが、少し暗くなるとぱっと消える。別のメーカーのLEDで消費電力の小さいもので従来型調光器を使えるものをいま別の部屋で使っているが、40ワット型だから調光の必要性がほとんどない。しかし、これからたとえば白熱100ワット級で普通の調光器が使えるものがあれば、結構需要はあるような気がする。それにも増して気がかりなのは、この注意書きをきちんと読んでいる消費者がどれほどいるかなということだ。LED電球はまだ開発途上だといえば仕方がないのだが、従来使っていた調光器や断熱材施工器具に使う人はあるだろう。すぐに壊れなくても寿命が短くなることは確かだ。